アフリカで急拡大している、より重症化しやすいタイプのエムポックスウイルスの感染者がアメリカで初めて確認されました。
CDC=アメリカ疾病対策センターは16日、より重症化しやすいタイプのエムポックスウイルス・「クレード1」の感染者をアメリカで初めて確認したと発表しました。
この感染者は東アフリカへの渡航歴があるということですが、自宅待機を続けていて、症状は回復傾向にあるということです。
CDCは「クレード1が市民に及ぼすリスクは依然として低い」としています。
今回、感染が広がっているウイルスは2022年に流行したものと比べて重症化しやすいタイプで、WHO=世界保健機関は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しています。