大阪・関西万博の開催まで150日を切る中、警察庁の露木長官はきょう(20日)大阪府警を訪れ、「来場者などの安全と万博の円滑な運営確保は、開催国としての重要な責務」と警備担当者らに訓示し、激励しました。
警察庁 露木長官
「来場者などの安全と大阪・関西万博の円滑な運営を確保すること。これは、開催国としての重要な責務です。成功に向けた警備諸対策を着実に進めていただきたい」
警察庁の露木長官は、きょう午前、大阪・関西万博の警備担当者らおよそ70人を前にこのように述べました。
大阪・関西万博の開催期間はおよそ半年間の長期にわたることから会場の内外の警戒警備や要人警護の徹底、サイバー攻撃や雑踏事故の防止などにも万全を尽くすとともに、関係する部門と事業者が緊密に連携して対応するよう指示しました。
また大阪府出身の露木長官は、「幼い頃のかすかな思い出として当時の万博のことも覚えている」としたうえで、「ここ大阪で万博が成功するように、大阪府警察として責任を全うしてほしい」と激励しました。
開催される大阪・関西万博にはおよそ2800万人の来場者が見込まれていて、露木長官はきょう、アクセスの要所となるJR弁天町駅を視察しました。