子猫の期間はたった1年。あっという間に立派な成猫へと成長します。それでは、子猫から成猫になることで何が変わるのか?今回は子猫が成猫に育つサインについて紹介します。
1.高いところに登れるようになる
子猫の頃は、運動機能もまだ未発達。成猫に比べてできることは限られています。高いところへの上り下りもそのひとつ。子猫の頃は届かなかった高い場所も、成猫になったらピョーンとひとっとび。簡単に登れるようになってしまいます。もし、子猫が本棚やタンスの上などに簡単に登るようになってきていたら、立派に成長している証拠です。
ただし、キッチンに登る場合は要注意。キッチンには生ごみや包丁、コンロなど猫にとって危険なものがいっぱい。衛生的にも好ましくないので、猫がキッチンに上がるようになったらキチンと注意してあげましょう。
2.乳歯から永久歯に変化
子猫から成猫への成長のサインとして、乳歯と永久歯も挙げられます。実は子猫にも乳歯があり、成長と共に永久歯へと変化していきます。その際、元あった乳歯は永久歯の出現と同時に抜け落ち飲み込まれてしまいます。
ただ、必ずではなく運がいいと飲み込まれずに床に落ちていることも。もしも、床に猫の乳歯が落ちていたら成長の記念として大事に保管しておくと、いい思い出になりそうです。
3.簡単な遊びでは満足しなくなる
子猫が成猫になるとき成長するのは、体だけではありません。精神性も成長と共に大人のものへと変化していきます。一番顕著なのが遊びに対する反応。小さい頃は、ちょっとおもちゃを振り回しただけで簡単に反応していた子も大人猫になった途端、雑な遊びにはそっぽを向くようになります。
精神性も子猫から成猫へと成長したことは微笑ましいですが、飼い主さん的にはちょっぴり寂しいかもしれませんね。
4.キリっとした顔つきに変化
子猫から成猫への変化として分かりやすいのが、見た目。小さい頃は丸くてコロッとしていた顔つきも大人猫になったら、キリっと凛々しい顔つきになります。体つきも短期間で大きく、力強いものへと変化していきます。
小さくて可愛かった子猫時代と、カッコよくなった大人猫時代とのギャップに思わずキュンとときめいてしまうかもしれません。
まとめ
猫の成長は人間の約4倍と言われており、子猫時代の1年はあっという間に過ぎ去ってしまいます。ちょっと寂しいかもしれませんが、猫との日常は終わりません。大人猫になってからも、猫は可愛い我が子みたいな存在です。子猫時代と成猫時代、どちらも1日1日を大切に過ごしてあげてください。
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