猫と暮らしていると、インテリアのことはどうしても後回しになってしまうかもしれません。しかし、ちょっとした工夫を凝らせば「猫ファースト」でありながらも、スッキリとおしゃれな空間を演出することができます。この記事では、インテリアのアイデアを4つ解説していきますので、今の居住環境を見直すための参考にしてみてください。
1.明るい色でまとめる
明るい色を味方につけることで、圧迫感のない空間を実現できます。
特にスッキリと見せる効果が高い色は「白」ですが、明るすぎると疲れやすく感じる場合もありますので、バランスが大切です。
例えば、木目調の家具と組み合わせてみると、全体的にナチュラルな雰囲気も演出できるので、気持ちもリラックスできるでしょう。
黄色などのビビットカラーも明るい色ですが、メインにしてしまうと、刺激を強く感じる可能性があるため、アクセントカラーとしてさりげなく取り入れてはいかがでしょうか?
2.見せない収納を楽しむ
モノが見えないというだけで、スッキリ感がぐっと高まります。
飼い主さんの生活雑貨はもちろん、猫のおもちゃやトイレ用品なども、できれば蓋つきのカゴや扉付きの棚に保管するようにしましょう。
その際に、デザインや素材も統一させると、よりおしゃれに見せることができます。
ちなみに、おもちゃを見えない場所に収納することは、猫がおもちゃに飽きにくくする効果もあります。
「このときにしか遊べない」という特別感が、猫のモチベーションを保つために役立つのです。
3.猫の習性を活かして家具を配置する
猫には上下運動が欠かせませんが、その習性を活かして家具を配置すると、スッキリとした空間を作れるでしょう。
例えば、壁際に収納棚を配置すれば、それだけでも猫が上下に移動できるスペースとなりますし、あえて空きスペースも設けておくと、寝床代わりにもなりそうです。
もし余裕があれば、猫用にキャットステップを設けると、視線が自然と上に分散し、部屋全体が広く感じられます。
また、キャットタワーは、天井突っ張りタイプのものを選ぶと、スリムで場所も省スペース化されるとともに、高いところが好きな猫を満足させることができるでしょう。
4.メンテナンスしやすい素材を選ぶ
せっかく物や空間をスッキリさせても、猫毛が目立ってしまうと、おしゃれとはかけ離れてしまうでしょう。
撥水加工のされた家具や、毛が絡みにくいラグなどを選ぶと、清潔感が保ちやすく、自然とスッキリとした印象になります。
また、爪とぎの被害にあいやすいソファは、合皮やレザーなどの素材を選ぶのもひとつの手です。
とはいえ、簡単に買い替えできるものばかりではありませんので、日常の掃除でも補うようにしましょう。
筆者の自宅では、タイルカーペットを活用しており、汚くなったものは洗濯や交換をするようにしています。
まとめ
猫と暮らしながらもインテリアをおしゃれに見せたいときは、部屋をスッキリ見せつつ、猫が心地よく過ごせるよう工夫することが大切です。
色、収納、配置、素材の4つのポイントに工夫を凝らすことで、快適な空間が生まれます。
壁や天井を活用して、キャットタワーやキャットステップも設置すると、猫の遊び場にもなり、視線が自然に上に向いて、部屋が広く感じられるでしょう。
メンテナンスがしやすい素材の家具や、猫の毛が絡みにくいラグなども取り入れれば、清潔感も保たれます。
猫も人も、気持ちよく過ごせる環境を整えて、みんなでのびのび暮らせるようにしましょう。
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