旧文通費の改革をめぐり、きょう午後、参議院の与野党協議会が開かれ、衆議院側から示された私案の修正案を取りまとめました。
衆院側の私案は、今の国会で歳費法を改正し、旧文通費の使いみちの公開と残ったお金の返還を義務づけるとしたうえで、詳細は来年3月までに定めるとし、法律の施行日は来年7月1日としています。
参院の与野党協議会はきょう、この私案をもとに意見を交わしました。
このなかで、来年3月までに詳細を決めるのは「拙速だ」との意見がでたことから、この日付を削除し、来年7月1日の施行についても、参院挙を控えるなかで「事務的な混乱が生じうる可能性が高い」などの声が上がったため、「8月1日以降」とすることで意見集約を行ったということです。
参院側はこの修正案を「座長整理」として、衆院側に伝えるということです。