年末年始“奇跡の9連休”旅行を予定する人は昨年比120%超!混むのは何日?人気の海外旅行先は?

2024-12-17 08:00
年末年始“奇跡の9連休”旅行を予定する人は昨年比120%超!混むのは何日?人気の海外旅行先は?

師走の忙しさを駆け抜けて、いよいよ年末年始が近づいてきた。今年の年末年始は、昨年末からSNSで“奇跡の9連休”と呼ばれるほど話題だ。というのも、2023年~2024年の年末年始は連休が短かったため、のんびりとしたお正月を過ごせなかったが、2024年~2025年の年末年始は休日の並びが良く、12月28日(土)から1月5日(日)まで最大9連休となる企業が多いため、1年越しでこの9連休を楽しみにしていた人は多いようだ。そんな“奇跡の9連休”、旅行を計画する人も多いのではないだろうか。

そんな中、全世界登録ユーザー6,000万人を超えるカレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録された100億超の予定データを分析する「TimeTree未来総合研究所」は、年末年始の「旅行」について調査を行った。そこで、コロナ禍前の2019年から2024年までの旅行の変化や、年代別の旅行傾向、さらに海外ユーザーの日本旅行の動向を見ていくことにしよう。

旅行需要が回復基調にあった2023年より約120%増加

TimeTree に登録された予定データから、2019年以降6年間における年末年始、12月26日~1月3日の「旅行」予定(※1)の推移を分析した結果、2024年の旅行予定登録数は、コロナから回復基調にあった2023年比で約120%に増加。年末年始の旅行需要は本格的に回復しているようだ。
※1:2019年~2024年各年の12月26日~1月3日に登録された「旅行」を予定名に含むデータを抽出(予定作成日は各年の1月1日~11月30日分)

“奇跡の9連休”旅行のスタート日は「12月28日」がピーク

2024年12月26日(木)~2025年1月5日(日)の間に予定登録された「旅行」予定の登録データを分析したところ、「12月28日(土)」に最も予定登録が集中していることがわかった。この日の旅行予定登録率は期間中の平均の約1.9倍と他の日を大きく上回る。多くの企業が12月27日(金)を仕事納めとすることから、翌日を出発日に選ぶ人が多いと推察できる。12月28日に移動を予定している人は、混雑を予測したスケジュールを立てるといいだろう。

今年の年末年始「海外の旅行先」アジア圏に人気が集中!

カレンダーシェアアプリ「TimeTree」には、具体的な旅行先の地名で予定が登録されていることも多い。そこで、過去3年間の年末年始期間の「旅行」を予定名に含むデータから、登録件数の多い上位300件を抽出し、予定名に海外の地名(国名や都市名)が含まれていたものについて集計し、海外旅行先の傾向を分析した。
その結果、2024年の年末年始に人気の海外旅行先ランキングでは、韓国、台湾、タイ、香港、ベトナムなど、アジア圏が上位を占める結果に。地理的な近さや費用の手頃さが大きく影響していると考えられる。特に韓国は、2022年から3年連続で1位を獲得。アクセスの良さや航空券・宿泊費の安さだけでなく、K-POP や韓国ドラマ、映画といった韓国文化が若年層を中心に強い支持を受けていることや、美容やグルメのトレンドを楽しめる点も、多くの旅行者が韓国を選ぶ理由と言えるだろう。トップ10を見ると、ハワイやオーストラリア、イタリアなど、リゾート地として魅力的な国・地域は、アジア圏の次に人気だ。

海外ユーザーの日本への旅行予定は急回復した昨年と同水準で推移

TimeTreeは世界でも幅広く利用されており、中でも海外ユーザーの多い上位5カ国、アメリカ、ドイツ、韓国、台湾、イギリスのユーザーの予定データの中から、「日本、東京、福岡、大阪、京都、広島、長崎」のワードを指定して抽出。2022年~2024年の年末年始(12月 26日~1月3日)における日本への旅行予定のトレンドについて調査、分析した。

コロナ禍の収束や国境を超えた旅行制限の緩和により、2023年の年末年始の旅行予定に大幅な旅行需要の回復をもたらしたと考えられる。実際の訪日観光客数をみてみると、日本政府観光局(JNTO)が発表した2023年の年間での訪日外国人旅行者数(推計値)(※2)は、2506万 6100人となっており、2022年の383万2110人と比べると一気に2000万人以上が増加したことが分かっている。
※2:日本政府観光局方日外客数(2023 年 12 月および年間推計値)
https://www.jnto.go.jp/news/press/20240117_monthly.html

2023年から2024年の年末年始の旅行予定をみていくと、すでに旅行需要が2023年に急回復している前提もあり、増加幅は限定的になっているものの、日本行き旅行の需要が安定して高水準に達していることがわかった。

国別にみると、日本から海外への旅行先と同様、韓国と台湾が日本への旅行需要が他国と比較して非常に高く、年末年始という限られた期間の中では、近場の日本が選択肢のひとつとして選ばれている様子が伺える。イギリスとアメリカは、韓国、台湾には及ばないものの、着実に旅行予定登録数は増加しており、今後のさらなる回復が期待される。ドイツは2022年~2024年にかけて日本への年末年始の旅行予定が着実に増加しているが、全体的には日本旅行の割合はかなり低く、まだ大きな需要を示してはいなかった。

TimeTree 未来総合研究所長 深川泰斗コメント

2019年~2024年の過去6年間を見ると、2020年のコロナ禍で急激に減少した旅行予定は、2023年以降着実に回復し、2024年には2019年の水準に迫る勢いとなっています。特徴としては、円安や物価高の影響から国内旅行が中心となる一方、海外旅行では韓国や台湾、タイといったアジア圏の短期間・近距離の旅行が人気を集めています。さらに、欧米やヨーロッパなどの遠距離旅行も、アジア圏ほどではないものの回復の兆しが見えてきました。
また、海外ユーザーの年末年始における日本旅行の予定登録についてですが、2023年は訪日観光客の急回復がデータでも明らかであり、今年もその勢いを維持し、年末年始の日本各地が多くの訪日客で賑わうことが期待されます。

■分析データについて
・2019年1月1日~2024年11月30日の期間で登録されたデータを対象として分析 (登録ユーザー数は2019年1月時点で1200万超、2024年11月時点で6000万超)
・分析に使用したデータは、匿名性を保つために統計的に処理

“奇跡の9連休”で盛り上がりを見せる今年の年末年始。今回の分析結果を参考に、今から旅行を考える人は「12月28日前後は混みそうなので、連休後半にどこか行こうかな?」と考えるといいかもしれない。ゆっくりとした時間を楽しんで、よい新年のスタートを迎えたいものだ。

TimeTree 未来総研 Webサイト:
https://timetreeapp.com/intl/ja/future-research-institute

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