ウクライナの首都キーウにロシア軍のミサイル攻撃があり、これまでに1人が死亡しました。
ロシア側はウクライナ軍が長射程兵器でロシア領内を攻撃したことへの報復措置だとしています。
ウクライナの首都キーウで20日早朝にロシア軍によるミサイル攻撃があり、市当局によりますと、3か所で火災などの被害が出ていて、これまでに1人が死亡、11人がけがをしたということです。
この攻撃についてロシア国防省は、ウクライナ軍が18日にアメリカやイギリスから供与された射程の長いミサイルで、南部ロストフ州の化学工場を攻撃したことへの報復措置だと発表しました。
ウクライナ保安庁の司令部やミサイルの設計・製造施設などを攻撃し、「攻撃の目的は達成され、すべての標的に命中した」としています。
ロストフ州では11日にもウクライナ軍が長射程兵器で軍用飛行場を攻撃し、ロシア軍が13日に報復としてウクライナのエネルギー施設に大規模な攻撃を行っています。