犬との『クリスマス』飼い主の絶対NG行為3選 危険を回避するための対策とは?

2024-12-21 20:20

楽しいクリスマスは、もちろん愛犬も一緒に過ごすという家庭がほとんどではないでしょうか。しかし、イベント時は気持ちが緩んで思わぬ事故に発展することもあるため、いつも以上に注意しましょう。今回はクリスマスを愛犬と過ごす際のNG行動3つと、危険を回避するための対処法を解説します。

️絶対ダメ!クリスマスのNG行為

クリスマスの犬

人間用の食べものを与える

クリスマスといえば特別な料理でお祝いするという家庭も多いですよね。

クリスマスケーキにチキン、シャンパンなど、犬も興味津々のごちそうが並びますが「クリスマスだから特別に…」と人間用の食べものを与えるのは絶対にNGです。

ケーキに塗られた生クリームは高脂肪で犬の内臓に負担をかけるうえ、犬は乳製品に含まれる乳糖の分解が得意ではないので下痢などの体調不良の原因になります。

また、チキンの骨を犬に与える行動は賛否両論ありますが、骨が喉に刺さるリスクはゼロではありません。特に、硬いままの骨をむやみに与えることはオススメできません。

クリスマスツリーを無防備に飾る

クリスマスの雰囲気を演出するために欠かせないのがクリスマスツリーですよね。

しかし、普段はないものがいきなり現れるため、中には必要以上に関心を示してしまう犬もいます。

特に愛犬と過ごすクリスマスが初めてという場合、ツリーに対する愛犬の反応には注意を払っておく必要があるでしょう。

ツリーに飾られた細かいオーナメントを誤食してしまったり、コードをかじってしまったりするだけでなく、ツリーを倒してしまうといったアクシデントの可能性もあります。

シクラメンやポインセチアを飾る

クリスマスの時期になると、お花屋さんの店頭でよく見かけるようになるのが、シクラメンやポインセチアの鉢植えです。

どちらもクリスマスの雰囲気にぴったりの植物なので、室内に飾るとクリスマスムードをグッと盛り上げてくれます。

しかし、犬と暮らしている場合には要注意。シクラメンにはシクラミンという有毒成分が含まれており、特に球根部分は多く含まれているため、口にしてしまうと最悪は死に至る場合もあります。

また、ポインセチアの葉っぱや茎にもフォルボールという有毒成分があり、白い樹液に触れると皮膚炎を起こす他、大量に誤食してしまった場合はシクラメンと同様に死亡例も報告されています。

️愛犬と安全に楽しく過ごすために

ツリーの匂いを嗅ぐ犬

犬用のケーキや料理を用意する

「せっかくのクリスマスだから愛犬にもご馳走を」という飼い主さんの気持ちはもっともです。

最近ではクリスマスの時期になると、ペットショップやコンビニなどでも犬用のケーキやオードブルが市販されています。愛犬へのご馳走は人間のごはんのお裾分けではなく、犬用に栄養分を計算された食事を用意するようにしましょう。

装飾はある程度の妥協をする

クリスマスパーティーの雰囲気を盛り上げたい、SNSで映える写真を撮りたいという気持ちも湧きますよね。

しかし、犬と暮らしている以上、装飾にはある程度の「あきらめ」が必要になる場合もあります。犬の手が届かない箇所に装飾する、写真を撮るときだけ装飾してすぐに片付けるなど、安全を第一に考えた妥協を覚悟しましょう。

️まとめ

プレゼントをくわえた犬

楽しいパーティーの最中に思わぬ事故が起きてしまったら、せっかくのクリスマスも台無しです。愛犬と楽しくクリスマスを過ごすためにも、リスクを認識したうえで準備を行いましょう。

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