スペインで起きた殺人事件。犯人逮捕の手がかりとなったのは、インターネットの地図機能サービスでした。
スペイン中部の村で撮影された画像。そこに映し出されているのは、車のトランクに大きな袋を積み込む男の姿です。
グーグルマップで使う写真を撮影する車両が去年10月に捉えたもので、地元メディアによると、警察はこの画像から袋の中には行方不明になっていたキューバ人男性の遺体の一部が入っている可能性が高いとみています。
警察はこの画像を手がかりに、ほかの証拠を集め、先月、男女2人を殺人などの疑いで逮捕しました。男性の遺体の一部は墓地で見つかっていて、警察は全容解明に向け捜査を進めています。