地球温暖化というけれど、日本の冬の寒さはまだまだ過酷。特に北海道・東北などの寒冷地域や豪雪地帯では「わんこと暮らしたいけれど寒さに耐えられるかな?」と不安を抱く人もいるかもしれません。今回は寒さに強い犬種をご紹介します。
️寒さに強い犬種の特徴
寒い地域原産の犬種
動物は住んでいる地域の気候に合わせて進化してきました。わんこは人為的な改良も多く加えられてきましたが、この原則は変わりません。
シベリアやアラスカ、北欧地域など、寒い地域原産の犬種は基本的に寒さへの耐性も高く、日本の冬も乗り切ることができるでしょう。犬種を選ぶ場合には、まず原産地を調べることが大切です。
ダブルコートの犬種
わんこの被毛の生え方にはシングルコートとダブルコートの2つのタイプがあります。
単層構造のシングルコートと比べ、ダブルコートは硬くて長いオーバーコートとふわふわで短いアンダーコートの二層構造になっており、ちょうどダウンコートのように温かい空気を溜め込んで体温を保っています。
難点は、シングルコートの犬種に比べて抜け毛が多いことですが、寒い地域原産のわんこはダブルコートを備えており、それゆえに寒さにも適応できるのです。
️寒さに強い犬種
秋田犬
秋田犬はその名の通り、寒冷な北東北原産のわんこですから寒さへの耐性は大変高く、雪の中にたたずむ姿も絵になります。
忠犬ハチ公のイメージから「飼い主に忠実な賢い犬」の印象が強い犬種ですが、もともとはクマと闘う猟犬です。そのため、獰猛な一面も持ち合わせています。
自治体によっては猛犬指定として飼育方法にルールが設けられている場合もあるので、飼いはじめる前にはしっかり確認しましょう。
柴犬
国内にとどまらず、世界レベルで人気の犬種が柴犬です。言わずもがな日本原産の犬種ですので、日本の気候には順応しやすく寒さへの耐性も比較的高いといえるでしょう。
SNSやテレビなどでも露出が多いことから、その見た目の可愛らしさや理想的なイメージだけで飼いはじめる人も少なくありません。
ですが実は柴犬は初心者には向かないと言われる犬種で、残念ながら飼育放棄される割合も高くなっています。自分の経験値をしっかり認識し、飼いはじめる前には必ず柴犬について下調べするようにしましょう。
ゴールデン・レトリバー
艶やかで優雅な毛並みと優しく穏やかそうな瞳が特徴のゴールデン・レトリバーも、寒さに強いと言われるイギリス原産の犬種です。
もともとはカモ漁で活躍していた犬種のため、泳ぎが得意で水遊び好き。それゆえに被毛は冷たい水の中でも耐えられるよう、耐水性・耐寒性の高いダブルコートになっています。
基本的には賢くて人懐こく、家族に溶け込める犬種ですが、大型犬なので必要運動量が多く、特に子犬の時期は好奇心旺盛でやんちゃな性格に手を焼いてしまうこともあるかもしれません。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
コーギーもゴールデン・レトリバーと同じイギリス原産、特にウェールズ地域で牧畜犬として活躍してきた犬種です。
牧畜犬だっただけあり、短足の見た目に反して非常に活発で、訓練性能も高く賢い犬種です。ダブルコートのため寒さに強いですが、短足なのであまり雪が深い地域には適さないかもしれません。
️まとめ
寒さに強いとされる犬種であっても、子犬やシニア犬は体温の調節機能がうまく働かずに、体調を崩してしまう場合があるので注意が必要です。
わんこ用の洋服や靴なども上手に使いながら、寒い冬を乗り切りましょう。
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