「飼えなくなったから」という理由で保護施設に引き渡されたわんちゃん。施設での健康チェックの結果、至急歯の治療が必要なことがわかりました。その後に訪れた幸せの軌跡のご紹介です。
保護施設に引き渡されたわんちゃんに訪れたハッピーライフ
保護施設へ
オーストラリア原産の狩猟・牧牛用の犬種であるブルアラブの「ウィテカー」が、RSPCA (英国王立動物虐待防止協会)クイーンズランドに引き渡されました。飼い主がお世話出来なくなったからというのが理由のようです。
現在8歳になるウィテカー、健康チェックを受けると歯に深刻な問題があることがわかりました。獣医さんによると「1度もデンタルチェックを受けたことがないのだろう」とのこと。
8年分の歯垢と汚れを落とすのは大変な作業でした。そして、抜歯しなくてはならない重症な歯肉炎の部分もあり、最終的に合計7本の歯を失うことになりました。
こうなるまでには、かなりの痛みがあったと思われます。
徐々に回復
その後、数週間にわたる適切なケアの成果が実り順調に回復。痛みからも解放され芝生の上に寝そべってリラックスする姿に安堵です。
新しいお家へ
セカンドチャンスを掴んでもらうために、ベストを尽くしてくれたRSPCAのスタッフの皆さんのおかげで新しいお家が決まりました!
ベストフレンドもできましたよ!これからは、新しい家族とゆっくり安心できるゴールデンイヤー (シニアの黄金期) を過ごして欲しいと切に願います。
まとめ
私たち人間も歯痛は耐え難いものがありますが、それは動物も同じ。言葉で伝えられない動物たちは耐えることしかできません。幼い頃から歯磨きや獣医さんでのデンタルチェックを習慣付けておくことが大切だと改めて思わされるお話しでした。
RSPCAのスタッフの皆さんありがとうございました!
- ウィテカーが幸せになるまでの軌跡はこちら
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA QLD
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