猫によってやることは違うと思いますが、どの子も独自のモーニングルーティンを持っているようです。そんな中でも多くの猫がやっているであろう行動を、筆者の経験も交えてご紹介します。
1.飼い主を叩き起こす
多くの飼い主さんが一度はやられてしまったことがあるであろう行動が『猫から起こされる』こと。理由は『ご飯』『トイレ掃除』など様々ですが、経験したことのない飼い主さんを探すほうが難しいというレベルで毎朝起こされますよね。
猫は飼い主さんが仕事に行く日の起床時間を把握しているため、休日であろうと『いつもの時間』に起こしてくることが多いようです。
「休みの日にはゆっくり寝ていたい」という方にとっては有難迷惑な行動ですが、逆になかなか起きられず朝寝坊してしまうところを愛猫に起こされて救われたという話もあります。
ゆっくり寝たい時にはちょっと困ってしまいますが、早く起きなければいけない時にはどんな目覚まし時計よりも確実に起きられるかもしれませんね。
2.冷暖房機器の前に鎮座する
暑い季節や寒い季節は夜間も冷暖房をつけておく方は多いと思いますが、風邪をひかないためにも室温設定を控えめにされている方もいらっしゃるでしょう。
特に冬などは飼い主さんにちょうど良い室温だと猫にとっては『少し寒い』と感じてしまうのか、飼い主さんが起きてヒーターなどをつけるとその前に座り込んで温まることをルーティンにしている猫も多いようです。
また夏であれば特に暑がりな長毛種の猫など、扇風機の前でとりあえず涼むということもあるのだそうです。
中には『冬は起きたらコタツに潜り込んで即座に二度寝』というルーティンを持つ猫もいるようです。案外猫の性格もよく表れる行動ですので、見ていて面白いと感じる方もいらっしゃるでしょう。
3.邪魔猫になる
当然のことながら飼い主さんが寝ている間は構ってもらえないため、飼い主さんが起きた瞬間から構ってもらいたくて邪魔猫になってしまう子も多いようです。
飼い主さんが移動すればついて行き足元にスリスリしたり、新聞を読んでいれば上に乗る子や紙の間に潜り込んで遊びだす子がいたり、とにかく飼い主さんの気を引くために頑張ってしまうようですね。
家事をしている時に足元をウロウロされると猫に躓いてしまったり、蹴ってしまったりという事故も起きかねないため、飼い主さんも十分に注意するようにしてあげてくださいね。
まとめ
モーニングルーティンはすべての猫が同じ行動をするわけではなく、その子独自のルーティンを持っていることのほうが圧倒的に多いでしょう。
そして中には変わったルーティンをする子もいますので「これって他の猫はしないんだけど…?」と思う飼い主さんもいらっしゃるとは思いますが、その子の個性として受け止めてあげてください。
因みに筆者宅の猫たちはまず飼い主を叩き起こしてヒーターをつけさせる子、自分で寝室のドアを開けて真っ先に鰹節を食べる子、飼い主より遅くまで寝ている子とそれぞれが違う行動を取っています。
飼い主を起こさない猫は結構珍しいと思いますが、こういったケースも有り得る、というご参考になさってくださいね。
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