猫界には『小さな野生動物』みたいな猫がいるのをご存知でしたか?ヒョウにトラ、オオカミまで!?今回は、想像するだけでワクワクするワイルドな猫達を紹介いたします。
小さな野生動物みたいに見える猫3種
エレガントな長毛種もいいけれど、猫といえばやっぱりワイルド系!そんな猫好きさんのために、ここでは『小さな野生動物』のような猫3選の魅力を徹底解説いたします。
猫カフェでも触れ合える猫も紹介しますので、気になる方は会いに行ってみてください。
1.ベンガル
美しいヒョウ柄が魅力的なベンガル。スポテッドと呼ばれる柄の他にもマーブル模様の子がいたり、ユキヒョウのように被毛が白い子がいるなど、模様だけ見ても実に多種多様な猫種です。
そんなベンガルは『ベンガルヤマネコ』の血を引く血統なので、ルーツもワイルド。気になる性格はというと、お喋りでフレンドリーな子が多いといわれています。
更に大の遊び好きで、退屈になるのは苦手です。ベンガルをお迎えするのであれば、自由に走り回れる空間と、上下運動が楽しめるようにキャットタワーを用意してあげてください。
また、飼い主さんにベッタリというほどの甘えん坊ではありませんが、コミュニケーションスキルが高いので積極的に話しかけてあげると良いでしょう。
そしてベンガルは、猫としては珍しく水を恐れません。安全を確保したうえで浴室で水遊びを企画しても喜ばれるでしょう。
ちなみにベンガルは、猫カフェでも触れ合うことができます。唯一無二ともいえるトゥルンとした毛触りは、一度撫でると虜になること間違いなしですよ。ベンガル専門の猫カフェもあるので、気になる方は検索してみてください。
2.トイガー
『リビングで飼育できるトラ』をモチーフに誕生したトイガー。ストライプ柄の被毛が最大の特徴で、まさに小柄のトラを彷彿とさせる猫です。
小柄とはいえ、一般的な猫と比較するとやや大きめの猫種になります。オス猫の平均体重は6kg〜10kg、メス猫の平均体重は5kg〜8kgです。
気になる性格はというと、ワイルドな見た目とは裏腹に温厚で人懐っこい子が多いといわれています。初対面の成人にはもちろんのこと、小さなお子様、他の動物に対しても友好的に接してくるそうですよ。
残念ながら日本ではなかなか出会うことができないので、気になる方は画像検索や動画検索をして彼らの魅力に浸ってみてください。
ちなみにトイガーの原型はベンガルです。つまり、トイガーもヤマネコの血統とつながりがあるのでそれなりにワイルドなルーツを持っています。
3.ライコイ
ライコイ(リュコイ)という名は、ギリシャ語で『オオカミ』を意味しています。実際に『ウルフキャット』という別名があるのですが、そう呼ばれるゆえんは、被毛に秘密があります。
ライコイの被毛は目・鼻・耳と鼻から口周辺にかけてはほぼ無毛で、体毛も斑な生え方をしています。この特徴がオオカミ(正確にはオオカミ男)を彷彿とさせるため、ウルフキャットという異名を持つのです。
猫で無毛というとスフィンクスやドンスコイ、デボンレックスなどを連想すると思いますが、遺伝子的な関連はなく、完全に突然変異で誕生した猫種になります。
気になる性格はというと、人懐っこくて甘えん坊。更には犬のような一面があり、飼い主さんの指示に対して忠実なのだそう。
海外では人気を博しているものの、ライコイをブリードしているブリーダーさんが7人しかいないため、とても希少価値が高い猫なのです。
日本では更にレアで、猫カフェを含め出会うことが難しい猫種になります。『ライコイ』と検索してみると動画が出てくるので、気になる方は調べてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。もしも活発で遊び好きのヒョウ(ベンガル)、見た目とは裏腹に穏やかなトラ(トイガー)、ミステリアスでレアなオオカミ(ライコイ)と同居したら…?
ワイルド系猫が好きという猫好きさんからネコ科動物のマニアさんまでワクワクが止まらない動物園になりそうですね。
以上、『小さな野生動物』みたいに見える猫種3選でした。
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