イギリスに入国する日本人の観光客や出張者らに対し、8日からETA=電子渡航認証の取得が義務付けられます。
日本人が観光やビジネスのためにイギリスへ入国するには、これまで6か月以内の滞在であればビザ取得などの手続きは不要でしたが、8日以降、ETA=電子渡航認証を事前に取得することが義務付けられます。
イギリスで乗り継ぎを行う場合でもETAが必要で、取得の手続きは専用のアプリやインターネットサイトから行うことができます。
申請料は10ポンド=およそ2000円で、審査期間は通常3営業日以内、一度取得すれば2年間有効ですが、この間にパスポートを更新した場合には新たに申請する必要があります。
イギリス政府は「ETA」の導入について、「セキュリティを強化しつつ、渡航手続きを円滑にする取り組みの一環だ」としていて、対象となる国や地域は順次拡大され、4月以降はすべての外国人渡航者にビザかETAの取得が義務付けられることになります。