滋賀県大津市で行われた競技かるた日本一を決めるタイトル戦で、17年ぶりに高校生クイーンが誕生しました。
【動画】17年ぶりに高校生クイーンが誕生、競技かるた日本一決定戦 滋賀・大津市
素早い手さばきで札が取られていきます。小倉百人一首とゆかりの深い天智天皇をまつる大津市の近江神宮では、毎年、競技かるた日本一の座を争う「名人位・クイーン位決定戦」が開かれます。
今年の名人戦は、4連覇を目指す川瀬将義名人(30)に自見壮二朗七段(23)が挑み、自見七段が勝利して名人位を初めて獲得しました。
一方、クイーン戦では、初防衛を目指す井上菜穂クイーン(25)に高校3年生の矢島聖蘭八段(18)が挑戦し、矢島八段が勝利、高校生がクイーンとなるのは17年ぶりだということです。