猫のお世話をしていたつもりでも「もっとこうしてあげればよかった」と、後になって感じることは珍しくありません。本記事では、飼い主さんが「後悔しがち」なことを具体的に4つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。できるだけ悔いを残さないようにするためには、心構えを身につけておくことも大切です。
若いうちにしておけばよかったこと2選
1.体のお手入れを習慣化すればよかった
皆さんは、ブラッシングや耳掃除などのお手入れを行う必要性を知っていますか?
日頃からお手入れをすることで清潔な体を維持でき、被毛のべたつきや、耳のただれといった、いつもとは違う異変にも早めに気づくことができます。
健康が気になるシニア期に入ってから始めるのではなく、比較的抵抗の少ない若いうちから、積極的にお手入れをしてあげましょう。
「嫌がられるからできない」と判断せず、愛猫のペースに合わせながら進めてください。
2.人馴れさせてあげればよかった
人馴れしないまま成長すると、人馴れしている猫に比べて、精神的なストレスを感じやすいシーンが多くなります。
来客対応や動物病院の受診など、飼い主さん以外の人間と関わることが恐怖となり、落ち着いて過ごすことが難しくなります。
特に子猫の時期は、警戒心が弱く、さまざまなことに興味を持ちやすいため、人と関わる楽しさを教えてあげる絶好のタイミングです。
もちろん、引き取る時期や、引き取る前の環境、性格によって警戒心が強い猫もいますが、その場合は「個性」と受け入れ、温かく見守ることも大切です。
元気なうち、生きているうちにしておけばよかったこと2選
3.もっと遊んであげればよかった
家事や仕事に追われると、猫と遊ぶ余裕がなくなり、気づいたらお留守番やひとり遊びばかりさせてしまうこともあるかもしれません。
あるいは、元気があり余る猫に圧倒されて、遊びたい欲求に応えきれないこともあるでしょう。
しかし、今は走り回っているおてんばな猫にも、いつかは老いが訪れ、動きも次第にゆっくりとなっていきます。
そのときに初めて「以前と同じように遊んであげられない」と後悔するのではなく、毎日少しの時間でもよいので、猫と楽しむ時間を作ってあげてください。
4.早く病気に気づいてあげればよかった
「うちの猫は元気だから」「きっと大したことはないだろう」といった思い込みで、病気に気づくのが遅くなることは避けたいものです。
シニア猫であれば、半年に1回の頻度で定期健診を受けたほうがよいと言われています。
猫は人間の言葉を話すことはできず、痛みや苦しみを隠そうとする傾向にあるため、よく見ているつもりでも、なかなか気づけないこともあるでしょう。
獣医師さんに、気になる異変を伝えられるのも飼い主さんだけですので、責任を持って対応してください。
悔いを残さない心構えとは?
飼い猫は、飼い主さんの運命共同体のように、生涯をともに歩みます。
つまり、猫を幸せにできるかどうかは、飼い主さんにかかっているといっても過言ではありません。
猫が何不自由なく暮らせる環境を整え、辛く悲しい思いをさせないように、病気やストレスを取り除いてあげることが、必要な心構えです。
言葉だけの愛情では不十分ですので、猫のお世話や健康管理に真摯に取り組みましょう。
もちろん、どれだけ大切に育てたとしても、いつかはお別れのときがやってきます。
そんなときに「できることは精一杯やってあげた」と思えたら、少しだけ心も軽くなるのではないでしょうか?
まとめ
猫が若いうち、元気なうち、生きているうちに、飼い主さんにできることはたくさんあります。
例えば、若いうちに人馴れやお手入れを習慣づけできたら、猫が日常的に感じるストレスも軽減できます。
遊びの時間も特別ですので、毎日少しでも時間を作ってあげましょう。
いつか猫とのお別れが訪れたときに、後悔ばかりが残ってしまうのではなく、猫を幸せにしてあげられたと思えるように、住みやすい環境づくりや健康管理に力を注いでいきたいものです。
愛情を「行動」でかたちにしながら、猫との絆を今以上に深めていきましょう。
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