武藤経済産業大臣は、サウジアラビアのeスポーツ連盟の会長と会談し、ゲーム産業の発展に向け、協力していくことで合意しました。
武藤経済産業大臣
「サウジの新しい将来というなかに、ゲームが大きな位置付けとなることを確信していますし、我々が協力できることがあればおっしゃっていただいて」
サウジアラビアを訪問した武藤大臣は13日、サウジeスポーツ連盟のファイサル・ビン・バンダル会長と会談しました。このなかで、サウジアラビアのゲーム産業の発展に向け、日本がeスポーツのゲームの活用や人材の育成などで協力していくことを合意しました。
サウジアラビアは、▼「ゲーム庁」の設立を準備しているほか、▼IOC=国際オリンピック委員会が今年初めて開くeスポーツ大会の開催国になるなど、国家戦略としてゲーム産業の育成に力をいれています。
武藤大臣は12日から14日にかけて、サウジアラビアとUAE=アラブ首長国連邦を訪問していて、化石燃料だけでなく、コンテンツや宇宙分野などでの協力関係を深めることで、石油の安定調達にもつなげたい考えです。