立憲民主党の小川幹事長は、今年の夏に行われる参議院選挙に向けて、党のSNS対策を強化する考えを明らかにしました。
立憲民主党は去年の衆院選の総括で、インターネットのSNSの活用について「改善の余地がある」とし、検討課題としていました。
小川幹事長は14日の会見で、党に幹事長直轄の組織を立ち上げ、SNS対策を強化する考えを示しました。国会質疑や候補者の発掘を含めた選挙対策など、ショート動画の配信に力を入れたいとしています。
小川氏は去年の衆院選で立憲の比例票が伸び悩んだことについて、「党全体としての魅力や期待においては十分と言えなかった」と振り返り、「これからどういう社会を目指すのか、どういう国にしていくのか、ポジティブな、骨格になるメッセージが必要」と強調しました。