タイのリゾート地・パタヤで、日本人の特殊詐欺グループの拠点が摘発された事件で、現地当局は14日、逃走していた日本人1人を新たに拘束したと発表しました。
タイ中部のパタヤで去年12月、特殊詐欺グループの拠点が摘発された事件では、日本人5人が現地当局に拘束されました。
捜索が行われた際、ほかに3人の日本人が逃走していましたが、現地当局はこのうち、40代の男1人を拘束したと明らかにしました。男は12日、大阪に向かうため首都バンコクの空港にいたところを発見されたということです。
詐欺グループは、電話で日本の高齢者を狙った詐欺を繰り返していたとみられ、拠点からは多数のスマホやタブレットのほか、マニュアルとみられるメモなども押収されています。
現地当局は、残る日本人2人の行方についても捜査を進めています。