WHO=世界保健機関は、東アフリカのタンザニアでエボラ出血熱に似た症状の「マールブルグ病」の疑いで8人が死亡したと発表しました。発生源などは分かっていないということです。
WHOによりますと、今月11日までに東アフリカのタンザニアで「マールブルグ病」を発症した疑いのある9人のうち、8人が死亡したということです。発生源などは分かっていません。
「マールブルグ病」はエボラ出血熱に症状が似ていて、致死率は高く、認可されたワクチンや治療薬はありません。
WHOは現時点では感染が世界的に広がるリスクは低いと判断していますが、タンザニアへの入国、出国時などに監視を強化するよう呼びかけています。
タンザニアと国境を接するルワンダでは「マールブルグ病」に66人が感染、15人が死亡していて、去年の12月20日に終息宣言が出されていました。