パレスチナ自治区・ガザをめぐるイスラエルとイスラム組織「ハマス」の停戦合意を受け、マレーシアのアンワル首相は、ガザの復興に向けた取り組みを日本と連携して進める意欲を示しました。
マレーシアのアンワル首相は16日に発表した声明で、イスラエルとハマスが6週間の停戦で合意したことを受け、「計り知れない苦しみに耐えてきたガザの人々に救済をもたらすものだ」と歓迎しました。
また、アメリカのトランプ次期大統領が果たした役割を称賛するとも強調しました。そのうえで、「ガザの復興に向けた取り組みを早急に進められるよう、日本の石破総理に働きかけるつもりだ」として、日本と連携する意欲を示しました。
日本とマレーシアの両首脳は10日、ガザの支援などを話し合う会議を7月に共同で開催することで合意していて、アンワル氏は日本からの「協力と支援が不可欠だ」としています。