中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が21日、オンライン会談を行い、両国の関係を強化していく方針を確認しました。
中国の外務省によりますと、会談のなかで習近平国家主席は「中ロ関係を新たな高みへ導き、両国で外部環境の不確実性に対応し国際的正義を守っていきたい」などと述べ、プーチン大統領も「協力関係は国際情勢の影響を受けることはない」と応じたということです。
一方、ロシアの大統領補佐官は、プーチン氏が5月9日の対ドイツ戦勝記念日に合わせて習氏をモスクワに招待し、習氏が9月3日の抗日戦争勝利記念日に合わせてプーチン氏を北京に招待したことを明らかにしました。
両氏の会談はトランプ氏が大統領に就任した直後に行うことで、アメリカをけん制する狙いもあるとみられています。