猫は箱や袋などの狭い場所が大好きですよね。サイズが合わないようなものに入ろうとして笑いを誘うことも。狭いところがあると、つい入りたくなっちゃうようです。箱や袋の他に、猫が潜り込みたくなるのは、どんな場所でしょうか。
1.押入れ
押入れが開いていると、猫は入らずにはいられないようです。奥の方で丸くなって寝ていたら、なかなか見つからず、必死になって探しちゃったなんてこともありますね。
猫が好む薄暗くて狭い場所であることに加えて、押し入れは静かで、フカフカの布団が入っているので、居心地がいいのでしょう。ついつい寝過ごしてしまうのかも知れません。
猫が入っているのに気づかず、押入れの戸を閉めてしまわないよう気をつけて下さいね。自分で戸を開けてしまう器用な猫もいますが、出られないとパニックになることがあります。特に外出の際には細心の注意を払いましょう。
2.引き出し
引き出しを開けるとすかさず入ってきたり、うっかり開けっ放しにしていた引き出しをふと見ると猫がすっぽり収まっていたり…。猫にとっては引き出しも魅力的な場所に見えるようです。大好きな飼い主さんのにおいがついたものが入っていたら、なおさらです。
ただし、猫がいるのに気づかず、引き出しを閉めてしまったら、猫は自力で出ることができません。引き出しが開いていたら、猫が入っていないか確認しましょう。引き出しは開けっぱなしにしないよう気をつけた方がいいかも知れません。
3.洗面台
ちょっとびっくりしてしまうのが、洗面台にすっぽり収まった猫の姿。サイズ的に猫の身体にぴったりフィットするだけでなく、夏場などはひんやりしていて気持ちがいいのでしょう。
洗面台で寝るという猫は、多いようですよ。ただ、いつまでも寝られていると、洗面台が使えなくて困ってしまいますが…。
4.洗濯機
猫の姿が見えないので家中を必死で探したら、洗濯機の中にいた…なんて経験をしたことのある飼い主さんも多いことでしょう。洗濯機は深さもあり、邪魔されずにゆっくり寝られるのかも知れません。
ただ、洗濯機に閉じ込めてしまうという事故の恐れもあります。洗濯機を回す際も中に猫がいないか必ずチェックして下さいね。
まとめ
猫が、箱や袋、その他狭い場所を好むのは、野生時代の名残だからです。野生の猫は、周囲を囲われた狭い場所に隠れて外敵から身を守っていました。そのため、箱や袋などの身体がすっぽり収まるような場所が安心できるのです。
しかし、家の中には、猫が入ってしまうと危険な場所もあります。そのようなところには猫が入らないよう戸を閉める、蓋をするなどして対策しておきましょう。
薄暗く狭い場所は猫にとっては必要なので、安全に過ごせる場所を用意してあげて下さいね。部屋の隅にキャットハウスなどを置いてあげるのもおすすめです。猫の習性を理解して、猫が快適に暮らせるように工夫してあげましょう。
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