中居正広さんと女性のトラブルの対応を受け、フジテレビが開いた会見をめぐり石破総理は28日、「同社が説明責任を十分に果たすことが重要」との認識を示しました。
立憲民主党 重徳和彦 政調会長
「公共メディアとしてのフジテレビが十分に説明責任を果たしたと、お考えですか」
石破総理
「1月23日に総務省からフジテレビに対し、第三者委員会において早期に調査を進め、結果を踏まえた適切な対応を行うよう、既に要請しています。こうした対応を通じ、同社が説明責任を十分に果たすことが重要である」
また、立憲民主党の重徳政調会長が「(放送業界全体の)セクシュアルハラスメントについての指針が守られているかどうか、業界に任せるのではなく、政府として調査し、必要があれば改善を求める必要があるのではないか」と質したのに対し、石破総理は「ハラスメント防止措置義務違反が疑われる場合には、都道府県労働局において、報告聴取を実施し、是正指導を行うなどの必要な対応を行っている」と話し、「引き続き、法の適切な履行を確保する」としています。