国連は、アメリカ政府から気候変動対策の国際的な枠組み「パリ協定」を再離脱するとの通知を受けたと明らかにしました。
国連 ドゥジャリク事務総長報道官
「パリ協定第28条によれば、アメリカは2026年1月27日に離脱することになります」
国連は28日、2015年に採択された気候変動対策の国際的な枠組み「パリ協定」について、アメリカ政府から再離脱するとの通知があったと明らかにしました。正式な離脱は、協定の規定により来年1月27日になるということです。
トランプ大統領は、今月20日の大統領就任初日にパリ協定から離脱する大統領令に署名をしていました。
国連のドゥジャリク事務総長報道官は「国連はパリ協定へのコミットメントを改めて確認し、地球の気温上昇を1.5度に抑える全ての努力を支持する」と強調しました。