北朝鮮メディアは、金正恩総書記が核関連施設を視察したと報じました。
北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、金正恩総書記が核物質の生産基地と核兵器研究所を視察したと伝え、多数の遠心分離機が並ぶウラン濃縮施設とみられる写真も公表しました。
金総書記は今年が「国防5か年計画」の最後の年になることから、「核の盾を強化するのに画期的な成果を出さなければならない」と強調。
そのうえで「国家の主権と利益を確実に担保できる核の盾の強化が不可欠だ」とし、トランプ政権が発足したアメリカに対し、核開発を進める姿勢を改めて示しました。