恒例の「三陸・常磐うみうまフェア」今年も開催!過去最大134店舗で東北の海の幸を堪能

2025-02-07 18:00
恒例の「三陸・常磐うみうまフェア」今年も開催!過去最大134店舗で東北の海の幸を堪能

全国各地の人気飲食店が三陸・常磐の水産加工品を使用したオリジナルメニューを期間限定で提供する「三陸・常磐うみうまフェア」が、2025年2月1日(土)から2月28日(金)まで開催中。

3年目となる今回は、東京、愛知、関西、福岡、そして今年が初参戦となる広島を加えた5エリアで過去最大の全134店舗が参加した大規模なフェアとなった。

これまですべての「うみうまフェア」を追い続けてきた舌肥では広島へ飛び、瀬戸内海の海の幸を使い慣れた広島の人気店が、遠く離れた三陸・常磐の海の幸をどのように提供しているのかを取材してきた。

広島有数のビジネス街で愛される大衆酒場「大手町酒場 赤まる」

広島駅から路面電車に揺られ、到着したのは多くの会社員が往来する広島有数のビジネス街・大手町の大通りに面した「大手町酒場 赤まる」。こちら、なんと2016年の広島カープ優勝時に店内でビールかけが行われたことで有名な地元の人気店(註:選手ではなくファン同士のビールかけ)。そんな同店がチョイスした三陸・常磐の水産加工品は〈カツオスモーク〉〈メヒカリ〉〈クジラ〉の3つだ。

代表の田中さんによると「あくまでもお店の業態は居酒屋なので、とにかくお酒のつまみに合うものということで選びました」。味はたしかにカツオなのに食感はスモークハムの『カツオスモーク炙り生ハム風』や、アラ還世代には昔懐かしい『クジラ竜田揚げ』が並ぶ中、田中代表が冒険してメニュー化したのが『メヒカリ唐揚げ』。東日本では当たり前のように食べられるメヒカリ(目光)は、その存在が広島ではまったく知られてなく、食材の選考会を兼ねた試食会でたまたま口にしておいしかったことから仕入れを決めたのだとか。記者が取材で訪れたのはフェアが始まったばかりの2月4日だが、すでに多くの常連客からも好評で、さらに人気が上がれば来年の旬の時期に取り寄せるかもしれないそうだ。

「大手町酒場 赤まる」代表の田中さん。
カツオスモーク炙り生ハム風(869円)
メヒカリ唐揚げ(649円)
クジラ竜田揚げ(759円)

大手町酒場 赤まる
広島県広島市中区大手町2-1-7
TEL. 082-247-8815

広島県民に愛されるお好み焼きの老舗「お好み焼き 徳川総本店」

続いて向かったのは、老舗のお好み焼きの専門店「お好み焼き 徳川総本店」。今年の初めに地元紙が行った「思い出のご当地CMアンケート」では2位を大きく引き離して1位に輝いた、広島県民なら誰もが知っているお好み焼き店だ。そんな徳川総本店がチョイスした三陸・常磐の水産加工品は〈ホタテ〉〈メカブ〉〈メヒカリ〉、そして三陸の〈牡蠣〉の4つ。これらを使用して6品のメニュー(内お好み焼き3品)を提供している。

牡蠣といえばここ広島が全国的に有名なのに、なぜ三陸の牡蠣を選んだのかを営業部長の朝岡さんに尋ねると「ウチはお好み焼きがメインなので、お好み焼きに使う牡蠣にはとことんこだわります。ですが今回は、お好み焼きではなく牡蠣フライならいいかもしれない、ということで三陸産を使ってみようかということでチョイスしてみました」との回答が。なるほど、地元の牡蠣しか食べたことがない広島の人たちに、遠い三陸の牡蠣を振る舞おうというわけだ。そして、普通なら酢醤油で食べることが多いメカブは、なんとお好み焼きのトッピングに。こんなに熱いメカブは食べたことがないと思いながら口に運んだところ、これがかなりおいしさ。タネの中の紅生姜と相性が良いことも発見し、東京に帰ったらとりあえずメカブに紅生姜を混ぜて食べてみようと思った。また、青森産のホタテはお好み焼きのトッピングに加え、単体でのメニューとしても提供。徳川総本店特製のニンニク醤油で絡めることで、ホタテの旨味成分がさらにアップしたように感じられた。

店長の小畠さん(左)と営業部長の朝岡さん。

こちらのお好み焼きは、麺を使わずに具材を混ぜて自分で焼く関西風。まずは具材がまとめて入れられたボウルとメカブが運ばれてきた。

青森ホタテとメカブのお好み焼(1,320円)
青森ホタテ醤油バター(980円)
三陸牡蠣フライ(680円)

お好み焼き 徳川総本店
広島県広島市中区胡町5-12 東劇ビル2階
TEL. 050-5385-3771

取材したこの日は最強寒波が日本を襲ったまさに初日。10度近くの東京から新幹線に乗り込んで、広島駅のホームに降り立った瞬間に寒さが記者を襲った。気温は2度。東京との気温差に戸惑いながら、慣れない地で目的のお店を目指すのには少々苦戦したが、到着してみれば暖かい店内と温かい人たちが迎えてくれてホッとした。東北地方と中国地方では海産物の違いが大きいが、この2店舗では地元広島のお客さんからも好評だとか。今年は5エリア134店舗で開催されている「うみうまフェア」だが、来年はさらにどのくらいエリアが広がり、店舗が増えるのだろうか。今から楽しみだ。

「三陸・常磐うみうまフェア」概要
期間:2025年2月1日(土)~2月28日(金)
参加店舗数:
東京:41店舗
愛知:26店舗
関西:22店舗
広島:21店舗
福岡:24店舗(計134店舗)
公式サイト:https://umiuma.jp/

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