猫が『おもちゃで遊ばなくなった』のはなぜ?3つの原因 愛猫を遊びに誘う方法も

2025-02-08 11:00

猫には飽き性なところがあって、何の前触れもなく、おもちゃ遊びをスルーすることがあります。いったいなぜなのか、今回はその理由を3つの心理に絞って解説します。今後のおもちゃ遊びの参考にしてみてください。

1.もう飽きた

魚のおもちゃと猫

いちばん可能性が高いのは、愛猫がおもちゃそのものに興味を失ってしまったことです。猫は、自分のルーティン(毛づくろいなど)は頑なに守り通しますが、フードやおもちゃ遊びに関しては、マンネリが続くと、急に飽きてしまうことがあります。

飼い主さんが得意気に誘導するおもちゃも、毎日同じパターンが続けば、新鮮味がなくなってしまい、狩猟欲が満たされません。もともと猫には気まぐれなところがあり、気乗りしたときだけおもちゃ遊びに応じるものです。

すでに味のしないおもちゃをいくら振り回しても、愛猫が食らいつく確率はおそらく低いはずです。そんなときは、古いおもちゃをいったん寝かせて、新しいおもちゃで遊んでみてください。初モノに惹かれて、「入れ食い」状態になる場合もあります。

ちなみに、フードに関しても同じことが言えますが、一定期間を空けてから、忘れた頃に古いおもちゃを再登場させると、意外に食いついてくれることがあります。飼い主さんが愛猫グッズをなかなか捨てられないのは、この点にも要因があるかもしれません。

2.体力の限界…

ベッド上のシニア猫

2つ目は、遊ぶだけの体力がなくなってしまった、という理由です。人間の世界では、「寄る年波には勝てない」という言葉がありますが、猫も例外ではありません。加齢によって体力が低下し、遊ぶ気にすらならない、ということも十分にありえます。

一般的には、子猫の頃ほど元気いっぱいに動き回り、成猫になると少しずつ落ち着いてきて、7歳以上のシニア期に入れば、だんだんと遊ばなくなる傾向があります。飼い主さんが手首や肘を痛めるほどおもちゃを動かしても、「スン」とした表情で一瞥するだけです。

運動不足になると、健康悪化へ直結します。関節や筋肉の衰え、肥満も心配です。肥満は万病の元と言われ、さまざまな病気を誘発します。さらに、動かなくなって、精神的な刺激を満たされないと、のちに認知症へとつながりかねません。

シニア猫のおもちゃ遊びに関しては、「愛用のおもちゃを変わらず使う」「無理強いしない」「トンネルを活用する」などが効果的です。窓辺で野外見学するのと同様に、おもちゃの動きを目で追うだけでも、一定のストレス解消になります。

3.ストレスのせい

元気がない猫

最後に挙げておきたいのは、ストレスです。環境の変化に弱い猫は、引っ越しなどで精神的に不安定になる場合もあります。猫の気持ちを代弁すれば、「遊ぶどころじゃない」が正直なところでしょう。

また、新しく同居猫を迎え入れたときにも、同じように、ストレスからおもちゃ遊びをやめることもあります。その際に重要なのは、愛猫が新しい環境に慣れるまで待つ、ということです。

落ち着きを取り戻し、今まで通りに元気になったら、またおもちゃ遊びを再開してみてください。その際には、お腹を見せたり、スリスリしたり、じっと見つめてきたり、愛猫からの「遊ぼうよ!」サインを見逃さないことが大切です。

まとめ

おもちゃで遊ぶ猫

今回の記事では、突然、猫がおもちゃ遊びをやめてしまう理由について考えました。結論から言うと、「飽きた」「体力の低下」「ストレス」の3つのパターンがあります。

対策としては、あたらしいおもちゃを導入する、あるいは、時間が経って古いおもちゃを試してみる、などが有効です。

おもちゃ遊びは、愛猫の体力と健康の維持、さらに知的好奇心も刺激します。今後も愛猫の様子を見極めながら、おもちゃで上手に遊んであげてください。

関連記事

爪切り苦手だった猫→『大好きになった方法』が……思わず真似してみたくなる『作戦』に絶賛「マネしてみよ!」「素晴らしい」と146万再生
娘から『太り過ぎ』と注意を受けた猫→まさかの『全然話聞いてなさそうな姿』に爆笑の声「絶対響いてないw」「舐めてて草」と286万表示
庭に来るようになった野良猫→『うちの子になるのか自分で決めなさい』と言ってみた結果が…「なんて感動的な出会い」「顔が真剣」と202万表示
猫がいつも持ち運んでいるぬいぐるみを『掃除機で吸ってしまった』結果…まさかの姿が泣けると161万表示「尊い」「なんてかわいい」
納豆が大好きな猫→盗み食いの瞬間を撮影していたら…思わず吹き出す『衝撃の光景』が68万再生「目がマジww」「奇跡に近いw」と爆笑の声

  1. “児童の性的ディープフェイク”の被害が深刻化 今年9月末までの被害相談79件…加害者の約半数は同級生 警察庁が「犯罪や人権侵害にもつながる」と注意喚起
  2. 部活動中に『海で溺れる』 女子生徒(中1)死亡 過去には【授業中】車にひかれ死亡する事故も…
  3. 茨城・つくば市の常磐自動車道に男性の遺体 ひき逃げ事件の可能性
  4. 『飲酒運転の車』に同乗し事故 女性教諭(20代)停職処分 教諭も「(運転者と)朝まで飲酒…」
  5. プーチン大統領 譲歩拒否の姿勢強調 ウクライナ和平協議不調なら「軍事手段で歴史的領土解放」
  6. カーリング混合ダブルス、日本は予選リーグ敗退決定 悲願の五輪初出場ならず…【世界最終予選】
  7. 心を磨き、手をいたわる。ニチバン×増上寺「親子で年末大掃除体験」開催レポート
  8. イマドキ職場忘年会は「本格マッサージ付」や「子連れ参加OK」も【THE TIME,】
  9. 枕を支えに毛づくろいしていた猫→『毛布』をかけてみると…まさかの光景が15万いいね「前世は人間?」「赤ちゃんみたいw」とSNSで反響
  10. 【赤坂・個室サウナ火災】SOS届かず…非常用ボタンの受信盤”電源オフ”に 店オーナー「電源入れたことない」 個室サウナ増に専門家「ルール見直し必要」【news23】
  11. ネコがいないと思ったら・・。『大将やってる?』のノリで登場した時の様子が話題に「ウチ6時からなんです〜」「今日、いいマグロある?」
  12. 晴れエリア拡大 大掃除日和 北・東日本は空気ヒンヤリ