セブン井阪社長が退任　外国人社長で買収提案に対抗へ

セブン＆アイ・ホールディングスは、井阪社長が退任し、初めて外国人を社長にあてると発表。海外企業からの買収提案に対抗します。

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セブン＆アイHD　井阪隆一社長
「新しい海外事業ということになっていくと、私ではこれから務まらないということを肌で感じておりまして、スティーブンにバトンを渡すのが最適かなと」

セブン＆アイHD　スティーブン・デイカス社外取締役
「最近、我々は少し勢いを失っています。コストを削減し、お客様に重要なところに投資するスピードを上げる必要があります」

セブン＆アイは、9年にわたりトップを務めた井阪社長の後任に、社外取締役のスティーブン・デイカス氏が就く人事を発表しました。

現在、セブン＆アイはカナダの企業から買収提案を受けていますが、グループ内の▼イトーヨーカ堂などの事業は売却し、▼北米のコンビニ事業の株式を上場すると発表。これらによる資金で自社株買いを実施し、買収提案に対抗する考えです。