千代田区の解体工事現場で一酸化炭素を吸い込み16人が病院に搬送 うち男性作業員1人が一時心肺停止も現在は意識が回復 警視庁
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-03-27 18:56

きょう午後、東京・千代田区のビルの解体工事現場で、作業員16人が一酸化炭素中毒とみられる症状で救急搬送されました。
午後3時半すぎ、千代田区神田小川町の解体工事現場で「作業員が一酸化炭素中毒のようだ」と119番通報がありました。
警視庁などによりますと、作業員はアスベストの除去作業中に一酸化炭素を吸い込んだとみられ、男女あわせて16人が体調不良を訴えて病院に搬送されました。
このうち、40代の男性作業員が心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、現在は意識が回復しているということです。
事故当時、作業員らはビルの4階でアスベストの除去作業をしていて、3階では発電機2台が稼働していたということです。警視庁が業務上過失傷害の疑いも視野に、当時の詳しい状況を調べています。
現場は東京メトロ神保町駅から東におよそ400メートルの、ビルなどが立ち並ぶエリアです。