「5月には到達見込み」下水道管内にある“トラックの運転席部分”に向け掘削工事開始 埼玉・八潮市の道路陥没事故
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-03-27 21:34

あす、発生から2か月となる埼玉県八潮市の道路陥没事故について、県は下水道管の中に取り残されている運転席部分に向けて掘削工事を始めたと明らかにしました。
八潮市で発生した道路の陥没事故は、あすで2か月を迎えます。
転落したトラックの男性運転手(74)は、下水道管の中に取り残されたままで、いまも運転席部分にいるとみられています。
県はきょう夕方、県の災害対策会議で、「掘削工事をきょうから始めた」と明らかにしました。
埼玉県下水道事業管理者 北田健夫氏
「掘削しながらキャビン(運転席)に向かって、下に向かって円形の穴を開けていくイメージ」
県は「捜索活動を行うための工事は順調に進んでいる。今年5月には運転席部分に到達できる見込みだ」としていて、掘削工事と並行して、下水道管を流れる下水をう回させるバイパス工事も進めています。