愛犬が怯えているときに飼い主が取るべき行動6つ 不安な気持ちを取り除いてあげるための対処法とは
『愛犬が怯えているときに飼い主が取るべき行動』についてまとめました。愛犬の不安な気持ちを取り除いてあげられるのは飼い主だけです。落ち着いて行動しましょう。
愛犬が怯えているときに飼い主が取るべき行動
1.笑顔で優しく声をかけ続けること
愛犬が怯えているとき、笑顔で優しく声をかけ続けることで、犬の不安を和らげてあげましょう。犬は大好きな飼い主の笑顔を見たり、優しい声を聞いたりするだけで安心感を得ます。
無表情でいると、飼い主の感情を上手く読み取ることができず、不安になります。黙っていると、“飼い主も不安や恐怖で声が出せないのでは…”と感じさせてしまうことがあります。
2.犬の体を引き寄せること
愛犬が怯えているときは、犬の体を引き寄せ、お互いの体をくっつけましょう。体がくっついていることで、飼い主の温もりを感じ取ることで、犬は安心することができます。
怯えて体をブルブルと震わせていた犬も少しずつ落ち着くでしょう。小型犬で、嫌がることがなければ、膝の上に抱っこして優しく抱きしめるようにしてあげてもよいと思います。
3.怯えている原因を遠ざけること
愛犬が怯えているときは、犬を怯えさせている原因を遠ざけてあげましょう。
自宅への訪問者に怯えているのであれば、愛犬には他の部屋で待機してもらうとよいと思います。
動物病院の待合室で怯えているのであれば、外に出て待機しましょう。
犬の気持ちを落ち着かせるため、不安や緊張や恐怖によるストレスを発散させるため、周囲をお散歩しながら待機するのもよい対処法だと思います。
4.一旦その場を離れること
愛犬が怯えているときは、一旦その場から離れてみましょう。
慣れた環境や場所であっても、犬が突然怯えることがあります。人間では感知することのできないニオイや音や声を感知し、怯えているのかもしれません。
犬が落ち着いたとき、元の場所に戻ってみてください。犬を怯えさせる原因がまだその場所にあるのであれば、犬は戻りたがらないでしょう。
5.いつも通りに接すること
愛犬が怯えているときは、いつも通りに接するようにしましょう。
怯えているからといって、「大丈夫だよ」「怖くないよ」「痛くないよ」などと声をかけると、「あ、これは痛いことを(注射)をされるときに飼い主がよく言う言葉だ」などと感づかれてしまいます。
少しでも犬の不安な気持ちを取り除いてあげたいのであれば、いつも声かけをしている“愛犬にとって嬉しい言葉”をかけてあげましょう。
聞き慣れない言葉や聞き慣れない飼い主の声のトーンに犬は敏感に反応します。いつもと違うことに不安を感じ、怯える気持ちを煽ってしまうことがありますので注意しましょう。
6.体の健康チェックをしてあげること
愛犬が怯えているときは、体の健康チェックをしてあげましょう。
- しっぽを下げている
- 頭を下げるように体勢を低くしている
- 体をブルブルと震わせている
これらの仕草や行動は、犬が怯えているときの仕草や行動である、とは限りません。体のどこかに痛みがあり、そのような仕草や行動をしている可能性も考えることができます。
食欲不振や嘔吐がある場合には、急性胆嚢炎や急性膵炎などの緊急を要する病気である可能性もあります。すぐに動物病院へ行きましょう。
まとめ
愛犬が怯えているときに飼い主が取るべき行動を6つ解説しました。
- 笑顔で優しく声をかけ続けること
- 犬の体を引き寄せること
- 怯えている原因を遠ざけること
- 一旦その場を離れること
- いつも通りに接すること
- 体の健康チェックをしてあげること
愛犬が怯えているとき、その原因が分からないとき、飼い主も不安になり、冷静でいられなくなることがあるかもしれません。
愛犬にとっての一番の安心は飼い主の存在です。冷静に対処することができるよう、愛犬が怯えてしまいやすいシチュエーションなどを日頃から把握しておくことが大切だと思います。
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