『ポインテッドカラー』の猫種3選 謎多きこの猫柄、温度で色が変わるって本当?
成長とともにどんどん色が濃くなっていくことで有名なポインテッドカラーの猫。そんな猫にも様々な種類があることをご存知でしょうか。本記事ではポインテッドカラーの猫種と毛の色の秘密についてご紹介したいと思います。
1.シャム

ポインテッドカラーの猫と聞いて思い浮かべる方が多いのが『シャム』ではないでしょうか。
シャムは500年以上前のタイ(当時のシャム王国)の王族だけが飼うことを許された猫だったのだそうです。
性格は人懐っこくて遊び好きでお喋りな子が多く、飼い主に忠実な面を持つことから『犬っぽい性格』と表現されることもあるようです。
また猫種の中でも頭が良いほうで、他の猫に比べて物覚えが良いことから犬のようにリードをつけて歩くトレーニングをすることが可能な猫でもあるのだそうです。
ボールなどのおもちゃを投げて持ってくる遊びができる子が多いとも言われています。
ちなみに筆者宅にもシャム系統の雑種猫がいるのですが、その子もボール投げの遊びができる上『満足したら持ってこない』というふうに行動で遊びの終わりを伝えてくれるためとても助かっていたりします。
2.ラグドール

ラグドールは大型種の猫の中でも飼いやすい性格をしていると言われています。
名前の由来は『ぬいぐるみ』を意味していて、その名の通り抱っこが大好きでとても穏やかな性格をしているのだそうです。
甘えん坊な子も多いため初めて猫を飼う方にも向いていると言われるほか、小さな子供にも寛容なためそういったご家庭にも向いていると言えるでしょう。
ただし性格には個体差がありますので、すべてのラグドールが小さなお子さんにも寛容というわけではありませんし、猫自身に嫌な思い出がある場合もその限りではありませんのでご注意くださいね。
3.バーマン

ポインテッドカラーの猫の中でもあまり聞き馴染みのない方も多いかも知れませんが、バーマンもまたシャムのように人懐っこい性格の持ち主です。
原産国はミャンマー(旧ビルマ)で、寺院の伝説にも登場していて『ビルマの聖なる猫』とも呼ばれているのだそうです。
バーマンの名前も原産当時の『ビルマ』の国名が由来となっており、近年ではアメリカなどで人気の猫ランキングの上位を獲得しているようです。
またバーマンの特徴の1つとして『声が低い』子も多いのだそうですよ。
ポインテッドカラーの猫は温度で色が変わるの?

結論から言うとポインテッドカラーの猫は温度で毛の色の濃淡が変わるというのは本当です。
寒い場所や温度の低い部分は色が濃くなり、温かい部分は色が薄い(白っぽい)と言われています。
そのため人間でも冷えやすい足先や鼻を中心とした顔回り、耳やしっぽの先の色が他の部分に比べて濃くなるのだそうです。
子猫のうちは白い部分が多いのもポインテッドカラーの猫の特徴で、これは母猫の胎内で温められていたため生まれたばかりの頃は白っぽいのだそうです。
そのため白猫だと思っていたらどんどん色が濃くなっていく愛猫に戸惑う飼い主さんが多数いらっしゃるのもある意味『特徴』ではないでしょうか。
またSNSで『白猫詐欺』という文字を見て驚かれる方もいらっしゃるかも知れませんが、これは成長するごとに色が濃くなっていく愛猫の『ビフォーアフター』具合を楽しむためのキーワードであり、誰一人として本気で「詐欺だ!」と思っているわけではありません。
さらにポインテッドカラーの猫の毛が成長とともに濃くなっていく様を『焦げる』と表現する方もいらっしゃいます。温度が低いと濃くなるという性質とは真逆の表現も面白いですね。
まとめ

ポインテッドカラーの猫にしかない特徴としては『成長すると毛の色が濃くなる』というものがありますが、もう1つの特徴として『全員が青い目を持つ』というものがあります。
筆者宅の猫は正確には『ポインテッドタビー(俗称・シャムトラ)』という縞模様の猫なのですが、こちらもポインテッドカラーの猫と同様に青い目をしています。
温度で色が濃くなるという他の猫にはない不思議な特徴を持っているポインテッドカラーの猫たちは人懐っこい子も多いため、魅力を知っている方からするととても愛しい存在になっているのではないでしょうか。
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