待望の第一子誕生!私たちの名づけを奪った義母との最終決着
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避ける為に一部フィクションや編集を入れております。
★ 第 2 話のおさらい ★
これは、第一子を出産したある女性の実話をもとにした体験談です。
都内に住む30代女性のCさんから投稿されたエピソードです。
「優斗」という名前を、どうしても守りたい。その一心で役所へ駆け込み、訂正の申立てを行った私たち夫婦。必要な書類や証拠をそろえ、結果の通知を待つ日々が始まりました。
とはいえ、問題はそれだけではありません。
そう、義母との話し合いです。
今回は、待望の第一子誕生!でも、義母の違和感に気づく…についてお話します。
今日は、強烈な嫁姑の実話をもとにした過去に聞いたことのない体験談です。
★ 3話完結で描かれる、>聞いたこともない恐怖の義母と強烈なの物語です★
「家の名前が何より大事」義母の譲れない“伝統”
私たちは義母に、正面から伝える決意をしました。
「勝手に出生届を出すなんて、おかしいです」と。
すると義母は、悪びれる様子もなく言いました。
「だって〇〇家にとって、大事な跡取りなのよ。“太”がついて当然でしょ?
その瞬間、私は強い違和感を覚えました。
この子は、家の都合やしきたりのために生まれてきたのではない。
誰かの跡を継ぐ存在ではなく、ひとりの人間として、自分の人生を生きてほしい。
そうした想いを込めて、私たちは「優斗」という名前を選んだことを義母に熱弁しました。
母さん、名前は俺たちが決めたんだ。伝統より、この子にとっての意味を大事にしたい」夫も毅然と言いました。
義母は黙り込み、言葉を失っていました。
名前を取り戻せた日 + 【豆知識:名前の訂正は1回だけ】
数週間後、役所から通知が届きました。
「出生届の訂正が認められました
<その文字を見た瞬間、私は思わず涙がこぼれました。この子の名前が、ようやく「優斗」に戻ったのです。
実は、出生届の名前の訂正は原則として“一生に一度”しかできないとされています。
家庭裁判所を通す「名の変更手続き」は別としても、提出後すぐに気づいて修正できるのは、この最初の一度だけ。
だからこそ、今回は本当にギリギリでした。
もし気づくのが遅れていたら、もうこの名前に戻すことすら叶わなかったかもしれません。
何度も話し合い、何枚も書類を書いて、ようやくたどり着いた“本当のスタート”。
名前というたった3文字に、どれだけの想いが詰まっていたのか――あらためて実感しました。
最後に「Cさんから皆さんに伝えたい」ことは?
義母とは、正直まだぎこちない関係のままです。
でも、言いたいことを本音でぶつけ合ったことは私たちは後悔していません。
【 驚愕エピソードから▼ Cさんからの教え ▼ 】
★ 親の想いは名前に宿る。勝手に変えてはいけない★ “善意の押しつけ”は、時に人を深く傷つける
★ 母としての“決断力”と“声を上げる強さ”が大切です。
3話完結、お読みいただきありがとうございました。
名前は親から子への、最初の、そして一生残る贈りもの。
皆さんなら、大切な名前を勝手に変えられそうになったとき、どうしますか?
「母親であること」の意味を、私たちはこの出来事を通して深く考えさせられました。