男子400mHパリ代表の豊田兼、五輪後初レースは300mで3位 優勝は早大・森田陽樹【出雲陸上】
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2025-04-13 16:13

■吉岡隆徳記念第79回出雲陸上・2日目(13日、島根・浜山公園陸上競技場)
昨年パリオリンピック™男子400mH代表の豊田兼(22、トヨタ自動車)が男子300mに出場し組1着の33秒30(全体3位)でフィニッシュした。
強風に見舞われる中スタートを切った豊田は、コーナーを回った地点でトップに出ると最後の直線は力を振り絞る力走。男子300mで32秒20の日本記録を持つ今泉堅貴(23、内田洋行AC)を抑えて組1着となった。
4月に慶應義塾大学からトヨタ自動車に入社した豊田。昨年6月に行われた日本選手権では男子400mHで日本歴代3位の47秒99をマークし優勝、その後パリ五輪出場も左ハムストリングを肉離れしていた影響もあり予選突破は叶わず。五輪後初レースとなった今大会は男子300mで全体3位となった。
優勝は1組に登場した森田陽樹(20、早稲田大)で33秒00をマークしてレースを制した。男子400mHで東京世界陸上の標準記録(48秒50)を突破している井之上駿太(22、富士通)は33秒01で全体2位だった。
※写真は豊田兼選手