大阪ブルテオンがレギュラーシーズン優勝!フルセット制し西田有志ら歓喜、16連勝で猛追の2位サントリーを振り切る【バレーSVリーグ】

■バレーボールSVリーグ男子 大阪ブルテオン 3ー2 東レアローズ静岡(13日、大阪・パナソニック アリーナ)
SVリーグはレギュラーシーズン(RS)最終戦が行われ、リーグ首位の大阪Bは東レ静岡にセットカウント3-2(28-30、25-23、25-22、22-25、15-13)のフルセットの末に勝利。今季からスタートした同リーグのレギュラーシーズン優勝を手にした。
髙橋藍(23)らを擁するリーグ2位のサントリーサンバーズ大阪が、VC長野を3-0のストレートで下し、破竹の16連勝。最終戦で大逆転Vを狙ったが、大阪Bが接戦を制して逃げ切った。
前日、東レ静岡に3-1で勝利した大阪Bは、この日は第1セットからデュースの接戦となり、28-30で最初のセットを落とす。第2セットは22-22の白熱した展開から、23点目を奪うと、最後はトーマス・ジェスキー(31)のスパイクが決まり1-1の五分に。
第3セットは西田有志(25)、甲斐優斗(21)の強烈スパイクが決まるなど試合を有利に進めた。西川馨太郎(24)の速攻で先にセットポイントを奪うと、3点差に迫られたが最後も西川が押し込み、優勝に“あと1セット”とした。
第4セットは拮抗した展開から、中盤12-15とアローズにリードを許す。相手のミスや甲斐のスパイクなどで逆転を狙うが、なかなか点差が縮まらず。大阪Bもサーブミスなどで失点を重ね、勝負は最終セットへ。
最終、第5セットは5-5から甲斐のスパイクが決まりリードするが、アローズに連続ブロックを許し6-7。先に8点目を奪われコートチェンジ。8-8から一進一退の攻防で緊張感のある展開が続くと、甲斐のスパイクがアウトとなり9-11。11-11と追いつくと13-13から最後は相手のサーブミスとスパイクが外れ、大接戦を制した。
18日から始まるプレーオフのチャンピオンシップは、RS上位6チームによるトーナメント方式で争われる。上位2チームの大阪Bとサントリーは準決勝からの出場となり、初代王者をかけた最終決戦に臨む。