メキシコにてTech4Natureのジャガー保護プロジェクト第2フェーズが始動

2025-04-14 16:30

メリダ(メキシコ)、2025414/PRNewswire/ --最近開催された2025Tech4Natureサミットにおいて、Huawei、国際自然保護連合(IUCN)、および現地のパートナーは、メキシコにおけるTech4Natureプロジェクトの第2フェーズを始動しました。本フェーズでは、ドシラム・デ・ブラボ州立自然保護区におけるジャガーの保護強化と、気候変動が生物多様性に与える影響の調査を目的としています。

The official launch of Tech4Nature Mexico Phase 2 at the 2025 Huawei-IUCN Tech4Nature Summit
The official launch of Tech4Nature Mexico Phase 2 at the 2025 Huawei-IUCN Tech4Nature Summit

HuaweiおよびIUCNとともに、本プロジェクトの始動にはメキシコ環境天然資源省、ユカタン州政府、現地パートナーのC-Mindsも参画しました。

「メキシコでは、国土の生態系の42%が何らかの形で劣化しており、私たちはその解決に取り組まなければなりません。これには監視や多くの修復作業が伴いますが、それ以上に重要なのは、まさにこのアライアンスのおかげで実現していることです。」と、メキシコ環境天然資源省生物多様性・環境再生担当次官のMarina Robles García博士は述べました。

HuaweiTECH4ALLイニシアチブおよびIUCNグリーンリストと連携し、Tech4Natureは、自然保護の成果を技術の革新によって拡大することを目的として、HuaweiIUCN2020年に立ち上げたグローバルパートナーシップです。

「本日私たちは、共通のビジョンを賞賛しています。それは、自然保護がもはや善意や個別の政策だけに依存する時代ではないという認識です。今こそ、科学、技術、自立した地域社会、そして責任ある政府の存在が必要なのです。」と、2025Tech4Natureサミットにてメキシコ・ユカタン州知事のJoaquín Díaz Mena氏は述べました。

生息地の喪失や分断により、ジャガーはIUCNレッドリストにおいて準絶滅危惧種に分類されています。ジャガーの保護に貢献するため、本プロジェクトの第1フェーズでは、ドシラム・デ・ブラボ州立自然保護区において60台の音響デバイスと20台以上のカメラトラップが設置されました。訓練されたAIモデルを用いることで、本システムは保護区に生息する種の鳴き声や映像を認識することが可能となっています。20254月時点で、このソリューションは合計147種の生物を特定し、その領域内に9頭のジャガーが生息していることを確認しました。

プロジェクトの第2フェーズでは、ジャガー個体群の分布に関するデータの収集に注力し、生物回廊の形成を見据えた意思決定支援と保護区管理の改善に向けて、データに基づく知見の提供を目的としています。

2025Tech4Natureサミットには、世界中の専門家、科学者、自然保護のリーダーたちが集い、テクノロジーを活用した自然保護の進展や戦略を共有しました。

「デジタル技術は生物多様性の保全を飛躍的に効率化し、政府や保護関係者がより迅速かつ的確な行動を取ることを可能にしています。」と、Huaweiの取締役会メンバーであり企業持続可能開発委員会のディレクターであるTao Jingwen氏は述べています。「より多くのパートナーの皆さまに、Tech4Natureイニシアチブへの参加を呼びかけたいと思います。デジタル技術を、地球規模の生態系保全における共通のツールにしていきましょう。」

本サミットでは、メキシコに加え、ブラジル、中国、スペイン、ケニア、トルコにおけるTech4Nature2フェーズのプロジェクトも取り上げられ、デジタル技術やAI分析が多様な生態系の特性やニーズにどのように適応できるかが紹介されました。

「これまでの成果を礎に、第2フェーズとなるこのパートナーシップの展開を大いに期待しています。この新たな章では6か国を対象とし、種、生態系、そしてその地域社会にとっての変革を促進してまいります。」と、IUCN中米・カリブ海地域事務所(ORMACC)ディレクターのÚrsula Parrilla氏は述べました。「大規模な自然保護活動に技術を統合することで、持続可能な開発のために自然を意思決定の中心に据えるという国際的な目標の達成に貢献しています。」

Tech4Nature2フェーズのプロジェクト

  • ブラジルでは、マラジョー島における気候変動の影響を調査し、マングローブガニを生態系の健全性を示す指標種としてモニタリングする予定です。
  • 中国では、ネットワーク化されたデジタルソリューションとAI分析を活用し、世界で最も希少な霊長類である海南テナガザルの個体数回復を支援・追跡しています。同種の現存個体数はわずか42頭です。
  • スペインでは、サン・ジョレンツ・デル・ムント・イ・ロバック自然公園において、デジタル技術を活用し、来園者の行動がボネリークマタカの繁殖成功に与える影響を分析することで、同種の保護を目指しています。
  • ケニアでは、キシテ・ムプングティ海洋公園および保護区において、違法漁業や観光による圧力といった課題に対処するため、保護海域およびサンゴ礁の監視体制の強化を目指しています。あわせて、サンゴの生存を助けるオウム魚の動向も監視対象としています。
  • トルコでは、NGO、民間セクター、政府が連携する先駆的な協力体制のもと、2つのパイロットサイトにおいて、ダマジカや野生のヤギを含む大型哺乳類に焦点を当てた生物多様性保全の評価が進められています。

2025Tech4Natureサミットでは、テクノロジー業界、NGO、政府、学術機関、そして地域社会の連携が、生物多様性と生態系を保護するための新たなパラダイムを生み出していることが証明されました。

TECH4ALLについて

TECH4ALLは、Huaweiが行なっている長期的なデジタル・インクルージョンの取り組みであり、行動計画です。革新的な技術とパートナーシップによって可能となるTECH4ALLは、デジタル世界におけるインクルージョンとサステナビリティを実現するよう設計されています。

HuaweiTECH4ALLに関するウェブサイトについては、https://www.huawei.com/en/tech4allをご覧ください。

Xのフォローはこちら:https://x.com/HUAWEI_TECH4ALL

Tech4Natureの詳細についてはこちら:https://www.huawei.com/en/tech4all/stories/tech4nature-technology-nature-conservation

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