『抜け毛の多い』犬種7選 毛がたくさん抜ける理由や知っておくべき対処法まで
わんことの暮らしでどうしても付きまとうのが『抜け毛』問題。しかし、犬種によって抜け毛の量はさまざまです。今回は抜け毛の多い犬種とその理由、知っておくべき対処法についてご紹介します。
️抜け毛が多い犬種とその理由

抜け毛が多いのはダブルコートのわんこ
抜け毛が多い犬種と少ない犬種がいるのはなぜでしょう?それは、わんこの被毛の生え方が「シングルコート」と「ダブルコート」の大きく2つのタイプに分けられるからです。
シングルコートとは被毛が単層構造になっているタイプで、単層の被毛が伸び続けるためトリミングなどで定期的にカットしてあげることが必要です。
一方、ダブルコートは被毛が「オーバーコート」と「アンダーコート」の二層に分かれています。オーバーコートは硬くて長い被毛で表層を覆っていますが、その下にあるアンダーコートは短くふわふわの被毛で外気温の変化等に応じて夏毛・冬毛に生え変わります。
アンダーコートの本数は、オーバーコートの5~20倍とされています。そのため後者であるダブルコートの犬種は一般的に抜け毛が多くなるのです。
抜け毛が多い犬種とは
抜け毛の原因となるアンダーコートは、空気を溜め込んで体温を保つ役割を果たしています。つまり、ダブルコートのわんこは基本的に寒冷な地域や四季のある地域原産の犬種であったり、鳥猟犬などの水に入って仕事をしていた犬種であったりすることがほとんどです。そのため日本犬は基本的にダブルコートです。具体的には下記のような犬種が挙げられます。
- 柴犬
- ゴールデンレトリバー
- ラブラドールレトリバー
- ポメラニアン
- コーギー
- パグ
- フレンチブルドッグ
パグやフレンチブルドッグなどは短毛の犬種のため、抜け毛が多いイメージがないかもしれません。ですが短毛であってもダブルコートには変わりないため、実際にはかなり抜け毛の多い犬種です。
️これでOK!抜け毛の対処法

抜け毛はわんこの生理的なものですので、完全に防ぐことはできません。しかし、日々の工夫でお手入れや掃除を少し楽にすることは可能です。
こまめなブラッシング
抜け毛が多い犬種は、より頻繁にブラッシングをしてあげることが必要です。
抜け毛は抜けたそばから散っていくわけではなく、抜けてもしばらくは皮膚の近くに浮いて留まっています。わんこが動いたり掻いたりして不用意に散らばってしまう前にブラッシングで除去してあげることで、掃除の手間を少し軽減することができます。
また不要な抜け毛を除去すると風通しが良くなり、わんこの皮膚の健康にも有効です。
レーキングをする
トリミングサロンでプロの技術を借りるのも1つの方法です。近年ではレーキングと言って、特殊な道具でアンダーコートを徹底的にトリミングする技術も登場してきています。
レーキングを行うことでアンダーコートを一気にスッキリ除去することができ、換毛期も快適に過ごすことができます。
洋服を着させる
わんこの洋服というとオシャレ目的のイメージがありますが、実は抜け毛の飛散防止という実用面でも大きなメリットがあります。洋服を着ることに抵抗が無く、皮膚に問題の無いわんこであれば、換毛期は洋服を着させることで抜け毛が舞い散るのを防止可能です。
特に抜け毛がひどい時期にドッグカフェやペットホテルにお出かけする場合などは、周囲の迷惑や衛生面への配慮からも洋服を着られると安心です。
️まとめ

いくらブラッシングをしても無限に抜けつづける換毛期の抜け毛は、もはや風物詩とはいえ悩ましいものです。できる対策を上手に取り入れながら、愛犬との暮らしを快適にしていきたいですね。
関連記事
・『パパはイケメン?』と犬に聞いてみた結果…自己肯定感爆上がりな『思った以上の反応』が18万再生「誘導尋問で草」「ヨイショしてるww」
・フローリング用ワイパーを『敵認定』する大型犬→可愛い反応と『まさかの結末』が43万再生「笑いをわかってる」「オチがw」海外から反響も
・スーパーから帰宅→自宅のドアを開けたら、2匹の犬が…『おかえりなさいを言う光景』があまりにも可愛いと26万再生「お利口」「癒された」
・大好きなお父さんの帰宅に気付いたチワワの『尊すぎるお出迎え光景』が49万再生「全身で喜び表現してる」「愛おしすぎる」と絶賛の声
・子犬がドッグランで迷子になった結果…不安そうに飼い主を探す姿と『見つけた瞬間の反応』に反響「ダッシュする姿可愛すぎる」と悶絶の声も