見事に失敗に終わった、CIAによる「猫をスパイにする作戦」米国

2025-04-27 06:00

1960年代に「猫をサイボーグ化してスパイに仕立て、外国官僚の秘密を探る」という荒唐無稽な作戦がCIAによってすすめられました。猫にとっては大変迷惑な話です。さてその結果は…?

猫をサイボーグ化してスパイに

スパイ猫のイメージ

画像はイメージです

1960年代に米国で行われた「Operation Acoustic Kitty」(アコースティック・キティ作戦)をご存じですか?

この作戦は、猫をCIA(アメリカ中央情報局)のスパイに仕立てるという秘密計画でした。スパイ猫を会議などで外国官僚の近くに座らせるよう訓練できれば、彼らのプライベートな会話をひそかに CIA工作員へ送信できると考えたのです。

しかしスパイとして特別な改造を加えられて訓練を受けた猫がテスト段階で事故で亡くなってしまい、作戦はすぐに中止されてしまいました。

このスパイ猫には、手術によって体内にマイクや送信機が埋め込まれ、サイボーグ化されました。毛皮の下にはアンテナまで隠されていたのです。

実験は大失敗に終わる

公園を歩く猫

画像はイメージです

科学ジャーナリストのEmily Anthesさんは著書の中でこう述べています。

「最初の公式実験で、CIA のスタッフがスパイ猫を公園に連れていき、ベンチに座っている2人の男性の会話を録音するように指示しました。しかし、この猫は逃げて道路にとび出してしまい、走ってきたタクシーにひかれてしまったのです。これはまったく予想していなかった事態でした」

「猫は訓練しにくい動物だということが問題でした。CIAは『訓練した猫を実験したところ、この作戦は実用的でなく高度に専門化されたニーズには適さないことがわかった』と結論づけています」

猫の性格はスパイに向かない?

もの陰からこちらを覗く猫

画像はイメージです

しかし彼らは完全にあきらめたわけではありません。2006年に米国防省の国防高等研究計画局(DARPA)は、科学者にサイボーグ昆虫を作らせることにしたのです。

これを受け、カリフォルニア大学バークレー校の研究者が遠隔操作できるサイボーグ甲虫を作成しました。その研究報告は2009年10月の「Frontiers in Integrative Neuroscience」誌に発表されています。

これによると、カブトムシの脳に神経刺激を与えるインプラントを埋め込んで、飛んだり停止したりといった制御を行うことができるようになったというのです。さらに筋肉を刺激することで方向転換をさせることもできたそうです。

それにしてもスパイ猫のアイデアを考えた人たちは、猫の魅力でもある「独立心の強さ」と「自己満足的で周囲に迎合しない態度」について配慮しなかったのでしょうか?サイボーグ化された猫にとっては、とんだ災難でした。

しかし、猫に備わった本来の性格のおかげで、今後はCIAのスパイにリクルートされる危険性は低くなったといえますね。

出典:When the CIA Learned Cats Make Bad Spies

関連記事

・『一体なにをしているの…?』キャットホイールを回す2匹の猫→二度見不可避な『まさかの光景』が214万再生「餅つき大会w」「職人感w」
・『雨のなか泥だらけで足を引きずっていた子猫』を保護した結果…衝撃の診断結果と『現在の姿』に涙する人続出「素敵」「電車で泣いてしまった」
・女の子の手足に猫がしがみつき…兄妹にしか見えない『仲良すぎるやり取りの様子』に癒される人続出「とても素敵」「大きい猫だと思ってそう」
・お風呂場に突入した猫→浴槽のフチを歩き始めたと思ったら、次の瞬間→まさかの『想定外すぎる行動』が12万再生「吹いた」「怖いもの知らずw」
・寝室にて"大渋滞"が発生してる→ベッドの上を見てみると、猫と子どもが…あまりにも尊すぎる光景が53万表示「語彙力なくした」「絶大な信頼感」

  1. 武部農水大臣「疑念が生ずるようなものが確認された場合は必要な対応」 過去の寄付についても必要に応じ調査の可能性示す
  2. 長生炭鉱事故 遺骨のDNA型は日韓両国の遺族と一致せず 韓国政府発表
  3. 山で生まれた、人間を怖がる『野犬の赤ちゃん』→保護されて10ヶ月後…感動的な『1歳になるまでの成長記録』が10万再生「優しさが溢れてる」
  4. 【アメリカ中間選挙】「勝つため何でもする」トランプ氏の奇策“ゲリマンダー”とは?政治家が有権者を選ぶ異例の事態【news23】
  5. ダンボールで捨てられた『瀕死の赤ちゃん猫たち』を保護→家にいる大型犬と会わせた結果…母性に溢れた光景が11万再生「たまらなく愛おしい」
  6. 【Snow Man・阿部亮平】名作絵本を読み聞かせ〝なんてことない日常でも日々の生活が豊かに〟『星の王子さま』のセリフに感銘
  7. 気象庁HPが緊急メンテナンス完了 全コンテンツ提供再開 気象や火山のデータなどが一時閲覧できない状態に プログラミング言語「PHP」の重大欠陥受け
  8. 静岡「日本一早い」屋外スキー場オープン 28年連続 仮装した多くの人がゲレンデに 来年3月まで営業予定
  9. デジタル庁の問い合わせフォームに不正アクセス 1万3000件超の個人情報流出か 古川デジタル大臣「委託先に確認中」
  10. 「この瞬間を待っていた」アップル初の折りたたみモデル「iPhone Duo」発売 価格は36万4800円から
  1. 中国政府と関係するハッカー集団がAIツール「ARTEX」を悪用し世界中の企業などにサイバー攻撃か 米マイクロソフトが発表
  2. 中国チベット自治区でマグニチュード7.0の地震 16人死亡54人けが
  3. 介護施設で「スキマバイト」中に入居者の指輪など窃盗の疑いで男(38)を逮捕 面会に訪れた親族が“結婚指輪”がないことに気づき発覚 警視庁池上署
  4. 「ルッキズムな世界だから…」糖尿病治療薬マンジャロなど不正販売か 薬局責任者の女ら2人を逮捕【news23】
  5. セントラルパークの馬車が廃止へ 米NY市議会が法案を採択
  6. 『シャンプー上級者の元野良猫』→お風呂に入れると…目を疑う光景が283万再生「悟りを開いてて草」「何度も見返してしまった」
  7. 【 ごみ清掃芸人 】「集積所に出したごみは開けられている可能性がありますので、個人情報は入れない方がいいと思います」【マシンガンズ滝沢】
  8. 【速報】政府 長生炭鉱の遺骨DNA調査「身元の特定には至らず」と発表
  9. 赤沢経産大臣「オフホワイトハッカーを集める」 来月サイバーセキュリティ専門チームの立ち上げを指示
  10. お正月の食事も節約志向? 約半数が出費を意識するなか、ファミマのおせち2027は早割拡充&お肉付き「背徳おせち」に注目
  11. 横浜・瀬谷区 黒澤フィルムスタジオ機材センターで火災 けが人なし 消火活動続く
  12. 東京・昭島市のコンビニに男が押し入りナイフ様のもので「お金」などと脅す 男性店員抵抗も右手切りつけられ軽傷 警視庁が逃げた男の行方追う