見事に失敗に終わった、CIAによる「猫をスパイにする作戦」米国
1960年代に「猫をサイボーグ化してスパイに仕立て、外国官僚の秘密を探る」という荒唐無稽な作戦がCIAによってすすめられました。猫にとっては大変迷惑な話です。さてその結果は…?
猫をサイボーグ化してスパイに

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1960年代に米国で行われた「Operation Acoustic Kitty」(アコースティック・キティ作戦)をご存じですか?
この作戦は、猫をCIA(アメリカ中央情報局)のスパイに仕立てるという秘密計画でした。スパイ猫を会議などで外国官僚の近くに座らせるよう訓練できれば、彼らのプライベートな会話をひそかに CIA工作員へ送信できると考えたのです。
しかしスパイとして特別な改造を加えられて訓練を受けた猫がテスト段階で事故で亡くなってしまい、作戦はすぐに中止されてしまいました。
このスパイ猫には、手術によって体内にマイクや送信機が埋め込まれ、サイボーグ化されました。毛皮の下にはアンテナまで隠されていたのです。
実験は大失敗に終わる

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科学ジャーナリストのEmily Anthesさんは著書の中でこう述べています。
「最初の公式実験で、CIA のスタッフがスパイ猫を公園に連れていき、ベンチに座っている2人の男性の会話を録音するように指示しました。しかし、この猫は逃げて道路にとび出してしまい、走ってきたタクシーにひかれてしまったのです。これはまったく予想していなかった事態でした」
「猫は訓練しにくい動物だということが問題でした。CIAは『訓練した猫を実験したところ、この作戦は実用的でなく高度に専門化されたニーズには適さないことがわかった』と結論づけています」
猫の性格はスパイに向かない?

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しかし彼らは完全にあきらめたわけではありません。2006年に米国防省の国防高等研究計画局(DARPA)は、科学者にサイボーグ昆虫を作らせることにしたのです。
これを受け、カリフォルニア大学バークレー校の研究者が遠隔操作できるサイボーグ甲虫を作成しました。その研究報告は2009年10月の「Frontiers in Integrative Neuroscience」誌に発表されています。
これによると、カブトムシの脳に神経刺激を与えるインプラントを埋め込んで、飛んだり停止したりといった制御を行うことができるようになったというのです。さらに筋肉を刺激することで方向転換をさせることもできたそうです。
それにしてもスパイ猫のアイデアを考えた人たちは、猫の魅力でもある「独立心の強さ」と「自己満足的で周囲に迎合しない態度」について配慮しなかったのでしょうか?サイボーグ化された猫にとっては、とんだ災難でした。
しかし、猫に備わった本来の性格のおかげで、今後はCIAのスパイにリクルートされる危険性は低くなったといえますね。
出典:When the CIA Learned Cats Make Bad Spies
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