ROYAL CANADIAN MINTが2025年のMINT DIRECTORS CONFERENCEコイン賞を2つ受賞

2025-05-01 02:00

同造幣局は、辰年を祝う両面Extraordinarily High Relief純銀貨と、より環境に配慮した金精製プロセスに関するマギル大学との協力で、世界的な業界評価を獲得。

オンタリオ州(オタワ)、2025年5月2/PRNewswire/ -- The Royal Canadian Mint(カナダ王立造幣局)が、「2025 Mint Directors ConferenceMDC)」のBest Commemorative Silver CoinBest Collaboration2つの賞を受賞し、コイン製造の卓越性と革新性が世界的に認められました。同造幣局が最初に評価されたのは、2024年の50ドル純銀貨「Year of the Dragon」です。コインの裏面には、見事な木の龍(甲辰)のデザインが高さ4.7 mmの立体造形として施されており、表面にも同じく印象的な龍の後姿のレリーフが描かれています。また、より環境に配慮した金精製プロセスを開発するためにモントリオールのマギル大学化学学部と提携したことは、世界の造幣業界で最高のコラボレーションとして評価されました。

2025 MDC」は、世界中の記念コインや流通コインのデザイン、製造、パッケージング、流通における業界の功績を称える栄誉あるコイン・アワードの主催団体です。

The Royal Canadian Mintは、世界的に有名な硬貨製品の卓越性と芸術性、そしてプロセスの持続可能性を実証し続けるイノベーションに情熱を注いでいます」とThe Royal Canadian Mintの局長兼CEOMarie Lemay氏は述べています。「『Mint Directors Conference』の審査員から2つの賞のカテゴリーで表彰されたことは、私たちの取り組みを同業者が認めてくれたということです。私たちは、世界の造幣界をリードし続けるために、より思いやりのある持続可能な方法を模索しながら、お客様に喜んでいただける新しい方法を見つけようとしています。」

カナダ人アーティスト、Simon Ngがデザインし、今回受賞した純銀コインは、干支の5番目の龍を精巧なEHR彫刻で表現し、木の龍(甲辰)に当たる年を祝ったものです。木のエレメントを表すレーザー彫刻のパターンで縁取られた龍は、月に照らされた夜空の雲の中を動き回り、尾は縁起が良いとされる数字「8」の形に巻かれています。裏面には同じ場面の後姿がEHRで描かれています。その上には、Susanna Bluntによるエリザベス2世の肖像が刻まれており、カナダの硬貨を飾ってきた4種類の肖像を象徴する4つの真珠のモチーフ、そしてエリザベス2世の在位期間を示す2つの年が添えられています。

造幣局とマギル大学との共同研究の目的は、長年行われてきたミラー塩素処理プロセスに代わる、溶融金から不純物を分離する塩素ガスの注入による金精製を変革することでした。この共同研究により、実験室規模ではあるものの、温和な試薬で化学反応を触媒する音響メカノケミカル加工を導入することで、塩素ガスをほぼ完全に除去するプロセスを実現できました。溶解性の純金を得るこのプロセスは、毒性がなく、エネルギー消費量も少なく、人と環境にとってより安全な加工方法です。

このイノベーションは、金精製業務における塩素の使用量を削減するために造幣局が2019年に行った旧手法に基づくものです。当時、造幣局は酸を使用しない分離(ALS)技術を導入し、オタワ精錬所での塩素ガスの使用を50%以上削減しました。

2024年純銀貨「Year of the Dragon」の画像と動画はこちらでご覧いただけます。

The Royal Canadian Mintについて

The Royal Canadian Mintは、カナダの流通硬貨の鋳造および流通を担当する国営企業(クラウン・コーポレーション)です。同造幣局は世界最大で最も多様な造幣局の1つで、受賞したコレクター向けコインや市場をリードする地金製品、名声あるカナダの軍人や民間人を称えるものを生産しています。ロンドンおよびCOMEX Good Deliveryリファイナーとして、同造幣局は、あらゆる領域でクラス最高の金銀精錬サービスも提供しています。環境をもっと大切にし、安全かつ包摂的な職場を育て、地元に好影響を及ぼそうと努力する組織として、同造幣局は運営のあらゆる局面で環境、社会、ガバナンスの実践を取り入れています。

同造幣局およびその製品、サービスの詳細については、www.mint.caをご覧ください。もしくはLinkedInFacebookInstagramで同造幣局をフォローしてください。

詳細については、以下までお問い合わせください:Alex Reeves、広報担当シニア・マネージャー、(613) 884-6370reeves@mint.ca

  1. 「進路の遠くの方を見ていた」東京・板橋区で小5の男の子がトラックにひかれ死亡 運転していた会社員を現行犯逮捕【news23】
  2. 妊娠・出産を理由に「不戦敗」となるタイトル戦の規定削除 日本将棋連盟が発表
  3. トランプ大統領がイギリスBBCを提訴 約1兆5000億円請求 “恣意的編集”めぐり
  4. たまご価格が過去最高値 1パック308円 エッグショック超え
  5. 【速報】カンボジア南部シアヌークビルで日本人16人拘束 特殊詐欺に関与か 中国系企業によるカジノ開発などの影で国際犯罪拠点に
  6. “衆議院の議員定数削減”来年の通常国会で成立を目指すことで合意 高市総理と維新・吉村代表が会談
  7. 「自称・一夫多妻」の男とその妻ら3人逮捕…20代女性との性交動画を盗撮し動画サイトに投稿したか 警視庁
  8. 【速報】アメリカ11月の雇用統計 前月比6万4000人増加で市場予想を上回る 失業率は4.6%に悪化
  9. バレーボール世界最強クラブ決定戦が開幕!日本勢は大阪ブルテオンが初戦で地元ブラジルチームに快勝
  10. 不動産所有者の“国籍”把握の仕組み導入へ 登記申請時に国籍申し出を義務づけ
  11. 世界初オーストラリアで16歳未満“SNS禁止法”施行 12歳「TikTokが使えなくなった」各国で進む“SNS規制”日本では?【news23】
  12. 中国広東省でコカイン430キロ押収 アメリカからの情報により摘発 米中「麻薬取り締まり」協力をアピールか