猫が『カーテン登り』に夢中になってしまう4つの理由 やめさせるにはどうすれば?

2025-05-05 17:00

好奇心が旺盛な子猫は、なぜかカーテンに登りたがります。必死に登る姿やカーテンレールの上から部屋を見下ろす姿はかわいらしく、思わず頬が緩んでしまうという飼い主さんも多いでしょう。しかし、猫はあっという間に成長します。カーテン生地がボロボロになったりカーテンレールが歪んだりと、次第に困った状況に変わっていきます。猫がカーテン登りに夢中になる理由を把握し、上手にやめさせる方法を探りましょう。

猫がカーテン登りに夢中になってしまう理由

カーテンを登る猫

1.楽しい

一度カーテン登りを経験してしまった猫は、その楽しさを覚えてしまい、何度も繰り返してカーテン登りを楽しむようになるようです。

もちろん、猫は最初からその楽しさを知っていたはずはないでしょう。おそらく最初のきっかけは、カーテン生地に爪が引っかかることだと考えられます。生地に爪が引っかかることに気付いた子猫は、楽しくなって遊んでいるうちに、木登りをするような気分で登ってしまうのだと考えられます。

2.高いところから部屋を見下ろしたい

一度カーテン登りを経験した猫は、上まで登り詰めるとカーテンレールがあることを知ってしまいます。カーテンレールの上に座ると、不安定な生地につかまっている時とは異なり、落ち着いて部屋を見下ろすことができます。縄張りである室内を見渡すのに都合の良い場所だということを知ってしまい、繰り返し利用するようになるのでしょう。

子猫の体重は軽くても、すぐに成長してそれなりの体重になってしまいます。そうなるとカーテンレールが歪んだり折れたりする危険があるため、愛猫がどんなに楽しそうにカーテン登りをしていても、愛猫の安全のためにはやめさせるべきだと考えましょう。

3.隙間から見える外の景色に惹かれる

レースのカーテンの場合、生地の目が粗いために窓の外の景色を垣間見ることができます。そこには、室内では見られない鳥や車、行き交う人々などの景色が広がっています。一度カーテン登りを経験し、外の景色を見てしまった猫は、外の景色に惹かれてまた登ってしまうということもあるでしょう。

4.飼い主さんに注目されたい

カーテンに登った時に飼い主さんが慌てて駆けつけ、カーテンから引き剥がされたという経験のある猫は、そのことを覚えていて、飼い主さんに注目してもらいたい、もっと構ってほしいといった気持ちから、何度もカーテン登りをしてしまうのかもしれません。普段、あまり飼い主さんから構ってもらえない猫の場合は、特にこの傾向が強いようです。

カーテン登りをやめさせる方法

猫専用窓

カーテンに登れる手段を封じる

カーテンに登れる手段を封じてしまうことで、愛猫のカーテン登りを封じることができます。カーテンを無くしてしまうことが完全な対策になりますが、それは非現実的です。そこでおすすめするのが、下記の2つの方法です。

  • 爪が引っかからないカーテン生地に変える

遮光性や防音性を高めるために表面にコーティングが施されたカーテン生地や、遮像性を高めるために癒着糸で高密度に織り上げられたカーテン生地が販売されています。これらの生地に変更することで、猫の爪が引っかかりづらくなります。

  • カーテンの裾をたくし上げる

マグネット式のタッセルを利用すると、猫の届きづらい高さにカーテンの裾をたくし上げ、室内のラグジュアリー感を高めつつ愛猫のカーテン登りをしづらくすることができます。

窓の外を眺められる場所を作る

窓辺に棚やキャットタワーを設置し、いつでも自由に窓の外を眺められる場所を作ってあげることで、カーテン登りをしなくても外の景色を楽しめるようにしてあげましょう。できれば、その窓のカーテンは開けたままにしてあげると良いでしょう。

室内の高い場所に猫の居場所を作る

カーテンレールの上から部屋を見下ろすことが好きな猫にカーテン登りを封じてしまうと、強いストレスを与えてしまうでしょう。その場合、室内の高い場所に、猫専用の居場所を作ってあげましょう。棚の上を開放する、キャットタワーやキャットステップを設置するなど、お住まいの状況に合わせて、カーテンレール以外の安全な高い場所を用意してあげてください。

一緒に遊ぶ時間を作る

カーテン登りで飼い主さんの注目を引きたい猫の場合は、毎日一緒に遊ぶ時間を作ってあげることで、カーテンに登ることを防げるでしょう。猫は強い狩猟本能を持っています。毎日食事の前に猫じゃらし等のおもちゃを使い、狩ごっこをして遊んであげることでストレスを発散でき、飼い主さんとのコミュニケーションに不満を感じることもなくなるはずです。

まとめ

カーテンレールに登った猫

最初のきっかけは、おそらく爪が引っかかるので自然と登ることができ、それが楽しくなってしまったという理由だと思いますが、楽しさに味をしめた猫は、その後繰り返しカーテン登りをするようになるでしょう。

しかし、猫はあっという間に成長します。愛猫の安全のためにもカーテンを長持ちさせるためにも、子猫のうちからカーテン登りをやめさせる工夫をすることが大切です。その際、無理やりカーテン登りを封じてしまうと、愛猫にストレスを与えてしまいます。併せてストレスを発散させる手段を用意してあげることも、忘れないであげましょう。

関連記事

さきいかを欲しがる黒猫→『あげないよ~ん』と煽った結果…まさかの"表情"が388万表示「めっちゃ怒ってるw」「ハイライト消すの上手い」
ベッドでくつろぐ猫の姿を見てみたら…思わず笑っちゃう『斬新すぎる寝方』に「吹き出してしまった」「お笑いの天才」と爆笑の声続出
飼い主さんと元気よく遊んでいた子猫が、3秒後…思わず目を疑う『まさかの姿』が126万再生「想像以上で笑ったw」「手からなんか出てる?」
箱を頭に被って家の中をパトロールしていた猫を追いかけてみた結果…『まさかの光景』に笑っちゃう人続出「シュールな絵w」「ドン引きw」
動物病院で検診を頑張った猫→先生が離れたすきにとった行動が…『飼い主への信頼感』が尊すぎると1万8000いいね「よく頑張った」「可愛い」

  1. 世界初オーストラリアで16歳未満“SNS禁止法”施行 12歳「TikTokが使えなくなった」各国で進む“SNS規制”日本では?【news23】
  2. スリランカでのサイクロン被害 派遣された医療チームが日本へ帰国 解団式を行う
  3. 「si」→「shi」「ti」→「chi」ローマ字表記を約70年ぶりに改定へ 「ヘボン式」統一でどう変わる【Nスタ】
  4. 「落としもの」が“検索”可能に?!施設や公共交通機関の「壁」越える新サービス【Nスタ解説】
  5. 【 芦田愛菜 】「“生きること” “愛”について深く考えるキッカケをもらった」 岡田将生の“迷い”にも神回答
  6. こたつの中が熱くなってくると→猫がとった『予想外のスタイル』に笑ってしまう人が続出「可愛すぎるw」「上手な付き合い方w」と1万いいね
  7. 家賃高騰で「広さ」を妥協?「自分が我慢すれば…」と若年層は“近さ”優先か 戸建ても…?【Nスタ解説】
  8. 猫が『亡くなる直前』にみせる兆候5つ 限られた時間で飼い主ができることもご紹介
  9. 犬の老化が進む『タブー行為』5選 避けるべき絶対NG行動や飼い主が見直すべき暮らし方まで
  10. 【 秋吉久美子 】「方向音痴なので笑」360度ステージに苦戦「観ると大変そうじゃないのが悔しい」
  1. 「自称・一夫多妻」の男とその妻ら3人逮捕…20代女性との性交動画を盗撮し動画サイトに投稿したか 警視庁
  2. 【速報】小5男児がトラックにひかれ心肺停止の重体 東京・板橋区 警視庁
  3. ドン・キホーテが新業態オープン コスメなど最大90%割引で販売 物価高などを背景に「オフプライスストア」急拡大
  4. 【 釣りアイドル・神野梓 】 車大破の事故 命を救った「iPhoneの『衝突事故検出』機能」 強い衝撃を感知後 「反応がないと119や緊急連絡先に自動通報してくれます」
  5. ロンドンで進む中国の「メガ大使館」建設計画 “国境を越えた弾圧”を危惧…香港からの亡命者が抗議の声
  6. 【速報】小5男児が横断歩道でトラックにひかれる 搬送先の病院で死亡 東京・板橋区 警視庁
  7. 「si」→「shi」「ti」→「chi」ローマ字表記を約70年ぶりに改定へ 「ヘボン式」統一でどう変わる【Nスタ】
  8. 【 HKT48 】 17日(水)の劇場公演を中止 「諸般の事情を踏まえ」
  9. 【 芦田愛菜 】「“生きること” “愛”について深く考えるキッカケをもらった」 岡田将生の“迷い”にも神回答
  10. 【 新木優子 】32歳の誕生日を報告 「友人のサプライズに涙が出てきた」遠方から帰国した友人の祝福に感動
  11. 帰省・忘年会などで事故多発“魔の12月” 警察官コンビが「笑い」で伝える交通安全【Nスタ解説】
  12. 「落としもの」が“検索”可能に?!施設や公共交通機関の「壁」越える新サービス【Nスタ解説】