犬が『飼い主のそばで眠る』心理4選 近づいて寝たがるワケや正しい対応の仕方まで解説
気づくと愛犬がそばに寄り添ってきて寝ている…なんてことありませんか?こんなとき犬は何を考えているのでしょう。またどう対応するのがベストなのでしょうか?
️犬が飼い主さんのそばで眠る理由

飼い主さんのそばが安心するから
眠っている状態は究極に無防備な状態です。いつ誰に襲われるかわからない、安心できない場所では警戒心が先に立って熟睡することはできません。わざわざ飼い主さんのそばを選んで寝るのは、そこが他のどこよりも安全な場所であると認識しているからに他なりません。
飼い主さんが自分に危害を加えることはないと信じているのはもちろん、「飼い主さんのそばであれば、万が一何かあっても飼い主さんが守ってくれる」と期待しているのかもしれません。愛犬とそこまでの信頼関係を築けていることは誇るべきことです。
飼い主さんの存在を感じたいから
ただそばにいるだけでなく、ピッタリと体をくっつけて寄り添ってきたり、乗っかってきたりするといった場合には、飼い主さんの体温や匂いをより強く感じたいと思っているのかもしれません。飼い主さんの体温や匂いを感じることでリラックスしたいのです。
暖をとりたいから
愛犬が寄り添ってくるとそのあまりに温かさに驚いたことはありませんか?犬の平熱は人間の平熱よりも1〜2度高いので、温かく感じるのはもっともです。とはいえ温かさを感じているのは人間だけではありません。寄り添ってきている愛犬の方も飼い主さんの体温を感じています。
寒い冬の日などに愛犬が近くに寄ってくる場合は、単純に体温を分け合って暖をとりたいと考えている場合もあります。「湯たんぽがわりにされているだけか」とガッカリするかもしれませんが、信頼していない相手であれば湯たんぽにすらしたくないはずですよ。
飼い主さんを守りたいから
犬は野生で暮らしていた頃、群れでまとまって眠っていました。天敵に寝込みを襲われないよう、見張り役の犬がいて周囲を警戒していたと考えられています。愛犬が飼い主さんのそばで眠っている場合、「無防備な飼い主さんを守らなければ」と群れの仲間を守る使命感に駆られている可能性も考えられます。
️どっちが正解?愛犬が添い寝してきたら

愛犬がそばで寝はじめたら、できるだけ邪魔をしないで見守ってあげたいところです。ただ愛犬に自分の睡眠スペースが侵略されていたり、どうしても起こさざるをえない状態の場合は悩みどころですよね。
実際に愛犬と同じベッドで寝ることについては賛否両論あります。否定的な意見の理由としては、衛生的な問題や飼い主さんの睡眠の質の低下への影響が挙げられます。一方で愛犬と近くで寝ることにこの上ない幸せを感じている飼い主さんも少なくないのではないでしょうか?
愛犬と添い寝をするのが良いのか悪いのか、答えは1つではありません。あなたと愛犬にとって最もストレスがなく、かつ幸せな気持ちで安眠できる方法を探っていくのが大切です。
️まとめ

愛犬の無防備で可愛らしい寝顔を近くで眺めることができるのは飼い主さんの特権ですよね。その深層心理を知ると、愛犬の寝顔がさらに愛おしいものに変わったのではないでしょうか。愛犬が安心してぐっすりと眠ることができるよう、信頼関係の構築とリラックスできる環境づくりに気をつけましょう。
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