公園の植え込みで鳴いているところを保護された1匹のキジトラ子猫。その公園で暮らす地域猫たちは行政とボランティアにより避妊・去勢手術を受けており、新たな子猫が生まれるはずがないといいます。
人気YouTubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』に投稿されたのは、公園に捨てられたキジトラ子猫の女の子『つゆ』ちゃんの様子です。
保護後3日間の様子が収められた当動画は、現在25万再生を突破し「元気に育つこと間違いなし!」「これから幸せになってね」との反響が殺到しています。
そこにいるはずのない子猫
地域猫ボランティアの方より「公園で保護した子猫の“入園”は可能か」との連絡をもらった投稿主さん。その後送られてきた動画には、生後1ヵ月~1ヵ月半と推定されるキジトラ子猫の姿が収められていたそう。

保護直後の子猫
保護場所は行政・ボランティアによる野良猫の不妊手術と頭数管理が行われている公園で、新たな子猫が生まれるはずのない場所だとか。ご夫妻はボランティアさんよりキジトラ子猫を引き取り、『つゆ』ちゃんというお名前を贈ったといいます。

保護された季節の6月は梅雨の季節。お名前は『つゆ』ちゃんに!
ミルクを飲まないつゆちゃんのためにスペシャルメニューを考案
ボランティアさんから、つゆちゃんはミルクを飲まなかったと報告をもらったご夫婦。彼女の体重は400gと離乳の判断が難しく、離乳食を与えてはお腹を下す恐れもあったそう。そのため、まずはミルクを与えてみたというご夫妻でしたが、彼女は哺乳瓶を嫌がり、なかなか飲んでくれなかったといいます。

“入園”後初のミルクでは後ずさりをしての拒否を

2度目の授乳もあまり気分が乗らない様子
1度目の授乳後の体重は7g増、2度目は6g増と、ほんのわずかな量しか飲めない彼女のため、離乳食のミルク割りを考案されたご夫妻。そちらをシリンジで与えたところ、つゆちゃんはとても美味しそうに食べてくれただけでなく、体重も無事に増加したのだとか。

スペシャルメニュー・離乳食のミルク割りをうっとり食べるつゆちゃん

体重もしっかり増えました!
春は野良猫さんの出産シーズン。初夏は子猫の保護ラッシュということもあり、ご夫妻宅にはつゆちゃんの入園と同日に、なんと6匹もの“新入生”たちがいたそう。たくさんの子猫たちの授乳に追われるなか、ご夫妻は、スムーズにシリンジごはんを食べる彼女に安堵し、感謝したといいます。

入園後1日でシリンジごはんをマスターしたというつゆちゃん

子猫たちの授乳に大忙しなご夫妻にとってもありがたいことだったといいます
つゆちゃんに訪れた素敵な出会い
そして、つゆちゃんにはお友達ができたとか!同日に入園した、同じ大きさのキジトラの女の子とすぐに打ち解け『キジっ子お転婆シスターズ』を結成したそう。2匹は今後も仲良く寄り添い、楽しい園生活を送ることでしょう。

つゆちゃんと同日に入園したというキジトラ子猫(左)

キジっ子お転婆シスターズは、早くも多くのチャンネルファンを魅了しています
つゆちゃんが人馴れしていることと、保護現場が管理された公園であったことから、彼女を捨て猫と断定された動画投稿者ご夫妻。新たな猫生を歩みはじめた彼女の動画には、「保護して頂いてありがとうございます」「キジっ子お転婆シスターズ、可愛い。無事に保護されて( `・ω・´)ノ ヨカッタ。」といった声が殺到しています。
ボランティア団体連携のもと保護猫活動を行われている動画投稿者ご夫妻。活動の様子は、人気YouTubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』にてご覧いただけます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「にこねこ【保護猫の保育園】」さま
執筆:2525
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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