猫にご飯をあげるのは、人より先がいい?あとがいい?猫の『ご飯の順番』にまつわる3つの話

2025-07-17 06:00

仕事から帰宅した飼い主さんと、お腹を空かせて待っていた猫。そんなとき「猫に先にご飯をあげるべき? それとも自分が先?」と迷ったことはありませんか?今回は「ご飯の順番」にまつわる考え方を、3つの視点からご紹介します。これを機に、あなたのご家庭にぴったりなスタイルを見つけてみてください。

「猫にご飯をあげる順番」には、明確な正解はない?

猫のドライフード

猫にご飯をあげる順番には「人が先の方がよい」「猫を優先すべき」という考え方があります。

しかし、どちらが正しいかを示す明確な根拠はなく、はっきりとした正解が決まっているわけではありません。

このため、自分たちの暮らしや猫の性格に合わせて、どの方法が最適なのかを検討する必要があります。

ましてや、多頭飼育をしているのであれば、猫同士の順番も大切なポイントになります。

ここからは「人より先にあげる場合」「人より後にあげる場合」「多頭飼育をしている場合」の、それぞれの特徴や注意点をご紹介していきます。

1.「人より先」にあげると、人は自分の食事に集中しやすい

ご飯を楽しむ猫

「人より先」にご飯をあげた場合、猫がお腹を満たしている状態で、飼い主さんの食事が始まります。

猫が自分の食事に十分満足できていれば、人にアピールをしたり、人の食事に興味を持ったりする可能性は低くなります。

愛猫に邪魔をされずにゆっくり食事を楽しみたい飼い主さんには、この順番が合っているかもしれません。

犬の飼い主さんで「主従関係を意識したい」という考えの方は「人が先」の方が自然に感じるかもしれませんが、基本的に猫は、飼い主さんを「対等」だと思っている生き物。

そのため、人と猫、どちらが先に食事をしても、関係性への影響はさほどないでしょう。猫の持つ学習能力の高さから、家庭のルールに柔軟に慣れてくれる可能性があります。

2.「人より後」にあげると、猫はご飯の順番に慣れやすくなる

ご飯を食べる女の子に近づく猫

「人より後」にあげることを習慣化すれば、猫は「飼い主さんが食べ終わったら、次は自分の番だ!」と認識できるかもしれません。

ご飯がもらえる時間が曖昧で、いつまでも要求鳴きしている猫にとっては、分かりやすいサインになると考えられます。

ただし、これはあくまで、ルールが定着した場合のお話です。例えば、長時間不在にした後など、猫が強く空腹を感じているときは、待たせること自体がストレスになることもあるでしょう。

無理にルールにこだわらず、ときには「人より先にご飯をあげる」ことを優先することも大切です。

3.多頭飼育では「先住猫を先」にするのが基本ルール

もう1匹のご飯が気になる猫

続いて、猫同士の順番を考えていきましょう。

多頭飼育の場合は、基本的には「先住猫を優先」する方が、関係がスムーズにいきやすいとされています。先住猫を立ててあげることで、新入り猫とも安定した関係が築きやすくなるためです。

この考え方は、ご飯に限らず、遊びやスキンシップなどのお世話にも共通するものです。

とはいえ、猫同士の上下関係はあいまいな部分も多く、食欲旺盛な猫に横取りされてしまうといったケースも珍しくありません。

そんなときは、ご飯をあげる順番を調整したり、あえてご飯の場所を離したりして、それぞれの猫が心地よく食事がとれる環境をつくってあげましょう。

まとめ

ご飯を手渡しされる猫

猫にご飯をあげる順番には、はっきりとした正解はなく、順番そのものより「自分の愛猫に合っているか?」を軸に考えることをおすすめします。

メリット・デメリットを把握したうえで、無理のない方法を探っていきましょう。

もし多頭飼育をしている場合は、基本的には先住猫を優先するのがよいとされていますが、猫同士の関係性によって、柔軟に対応することが大切です。

いろいろなパターンを試しながら、あなたと愛猫にとって心地よい食事の時間を見つけてみてください。

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