「核兵器の廃絶を社会の総意に」広島80回目の原爆の日 イスラエルなど120か国が式典参列 被爆経験の継承が課題
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-08-06 18:45
きょう、80回目の原爆の日を迎えた広島。鎮魂と平和の祈りの一日をまとめました。
【動画】「核兵器の廃絶を社会の総意に」広島80回目の原爆の日 イスラエルなど120か国が式典参列 被爆経験の継承が課題
爆心地に近い広島市中区の平和公園では、夜明け前から多くの人が訪れ犠牲者を追悼しました。
14歳で被爆した男性(94)
「7人家族で6人が亡くなった。私1人が残った。80年がたったが、絶対にこの地球から核兵器がなくなってほしい」
午前8時からは、石破総理などおよそ5万5000人が参列して平和記念式典が行われました。
広島市の松井市長は平和宣言で核抑止論の広がりに危機感を表し、「核兵器の廃絶を市民社会の総意に」と訴えました。
こども代表
「あの日の出来事を、ヒロシマの歴史を、二度と繰り返さないために、私たちが、被爆者の方々の思いを語り継ぎ、一人一人の声を紡ぎながら、平和を創り上げていきます」
式典にはイスラエルやパレスチナなど過去最多となる120の国と地域が参列しました。