犬の散歩中にいる『危険な野生動物』3選 命に関わるリスクから飼い主が注意すべきことまで

2025-08-08 16:00

『犬の散歩中にいる危険な野生動物』についてまとめました。お散歩中に見かける野生動物の中には、人間や犬への攻撃性の高い動物がいます。遭遇した場合に注意すべきことを解説します。

犬の散歩中にいる危険な野生動物

屋根、アライグマ

お散歩中、野生動物に遭遇することがあるのではないでしょうか。可愛らしい見た目をした野生動物もおり、つい近づいてみたくなってしまうかもしれません。

しかし、その可愛らしい見た目とは反して、お散歩中に遭遇する野生動物の中には大変危険な動物もいます。愛犬にも飼い主にも危険が及ぶ可能性があります。

もしもお散歩中に野生動物と遭遇してしまったときは、来た道を引き返したり、コースを変えたりし、野生動物を刺激しないように注意しましょう。

今回は、散歩中に遭遇すると危険な野生動物を3つ紹介します。

1.アライグマ

犬の散歩中にいる危険な野生動物は「アライグマ」です。

アライグマは外来種であり、動物園で飼育されていたアライグマが脱走し、捕まえることができなかった個体が繁殖し、野生化したとされています。

また、輸入されてペットとして飼われていたアライグマが逃げ出し、野生化したとも言われています。

アライグマが犬の散歩中にいる危険な野生動物である理由は、人間や犬や猫などへの攻撃性があるためです。農作物や家畜への被害も多く報告されています。

住宅に侵入する個体もいますし、屋根裏に巣を作って暮らしたり、その巣で繁殖してしまったりすることもあります。

アライグマの体内には寄生虫や病原体が潜んでいる可能性が高く、接触することは大変危険です。引っ掻かれたり咬みつかれたりしたときは、すぐに病院へ行きましょう。

2.ヌートリア

水面、ヌートリア

犬の散歩中にいる危険な野生動物は「ヌートリア」です。

1950年代の毛皮ブームによって飼育されましたが、毛皮の価格が暴落したことによって飼育放棄され、野に放たれた個体が野生化、繁殖したとされています。

ヌートリアは、西日本で見られる野生動物で、水辺に生息しています。可愛らしい見た目と、動きからは温厚な性格にも見られますが、大変危険な外来種です。

日中は巣穴で休んでいますが、明け方や夕方になると活発になる夜行性で、ちょうど犬たちがお散歩に出る時間帯に活動している可能性があります。

水辺をお散歩されるときは十分に注意してください。ヌートリアには、“追い詰められると興奮して咬みつく”という特徴があります。遭遇してしまったときは、刺激することなく、すぐにその場を離れましょう。

3.ニホンザル

犬の散歩中にいる危険な野生動物は「ニホンザル」です。

お散歩中にサルに追いかけ回されたり、咬みつかれたり、愛犬と飼い主が被害に遭う事件が起きています。

サルは非常に知能の高い動物です。自分よりも弱い相手、攻撃しやすい相手を選んでいるとされています。とくに子供と愛犬だけでのお散歩は大変危険であると言えます。

サルがお散歩中の愛犬と飼い主を襲う理由として挙げられているのが、“犬用のおやつ”です。お散歩に持って行くバッグの中に犬用のおやつが入っている場合、そのおやつを狙って攻撃することがあるようです。

もしもお散歩中にサルと遭遇してしまったときは、「目を合わせない」「大きな声を出さない」「近づかない」など、サルを刺激しないように注意しましょう。

冷静でいることが最も大事であるとされています。愛犬がサルに対して吠えてしまうことがあれば、抱っこしてすぐにその場を立ち去りましょう。

まとめ

センターラインにサル二匹

犬の散歩中にいる危険な野生動物を3つ解説しました。

  • アライグマ
  • ヌートリア
  • ニホンザル

野生動物は、人間にも犬にも感染する恐れのある、病原体や寄生虫を体内に潜ませている可能性が非常に高いです。

触れ合うことは絶対にしてはいけません。引っ掻かれたり咬みつかれたりしたときは、早急に病院へ行きましょう。

また、野生動物が多く出没する場所には、野生動物の糞尿が落ちていることがあります。犬が口にしてしまうと感染症にかかる危険があり、命にも関わる恐れがあります。周囲をよく確認してお散歩しましょう。

関連記事

病気になり、家族と隔離生活を開始→体調不良を察した犬が…尊すぎる『愛にあふれた行動』が111万再生「心配してる」「気の毒だけど羨ましい」
朝のトレーニングを終えた男の子→2匹の犬が近づいてきて…まさかの『微笑ましい休憩時間』に2万いいね「動けなくなるやつw」「最高」と称賛
犬の来客に吠える癖が直らない!その理由と3つの対策
いつも散歩中に通るセブンイレブン→なぜか犬が…1回も入ったことがないのに見せた『常連のような光景』に1万いいね「可愛い」「匂いかな?」
毛が抜けない犬種おすすめ人気ランキング!小型犬や中型犬・大型犬まで

  1. 旧「すてきナイスグループ」元経営陣のやり直しの裁判で無罪判決 横浜地裁 横浜地検特別刑事部が逮捕・起訴したものの東京高裁で審理を差し戻し
  2. ノーベル化学賞受賞の北川進特別教授が帰国「非常に密度の高い1週間を過ごしました」
  3. 【 華原朋美 】 「すぐ寝たい時にメイクを落としてベッドに逃げる方法(華原流)」 独自のスキンケア術を公開
  4. チリ大統領選 親米右派の野党候補・カスト氏が勝利 「35年のチリの民主化の歴史のなかで最も右寄りの政権誕生」と指摘も
  5. 毛が生えない猫『ヘアレスキャット』6種 個性的な魅力や飼育のポイントもご紹介
  6. 犬に『コタツ』は危険なの?考えられる事故やワンコのいる部屋で飼い主が気をつけるべきことまで
  7. 食で健康を応援! 八王子「冬の体調管理フェア」で味わう13種のヨーグルトアレンジメニュー
  8. アイデアを終わらせない N高グループの学びが生んだ「みたらしコッペ」
  9. 【 中川翔子 】 「あと10キロやせたいが 母乳できるだけがんばりたいので 食事抜いたりはできない」 産後の体型変化を絵日記で公開
  10. タイの19歳が100mで9秒94!日本記録上回るアジア歴代3位の好記録 200mは同4位の20秒07でV【東南アジア大会】
  1. 【速報】赤坂の個室サウナ店で2人が倒れ意識不明の重体 原因を捜査 警視庁
  2. 映画「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督が妻とともに遺体で発見される 息子による犯行か
  3. 【速報】危険運転致死とひき逃げ容疑で37歳男を再逮捕 盗んだ車で赤信号無視して交差点進入… 東京・足立区の14人死傷ひき逃げ事件  警視庁
  4. 上野動物園のパンダ「シャオシャオ」「レイレイ」 1月下旬に中国返還 国内のパンダ「0頭」に 新たなパンダ貸与に向け交渉続けるも「具体的な回答なし」
  5. 【 小野真弓 】 原因不明の体調不良 「湿疹が治らず とんでもない事に」「ホラー映画並の悪化」 病院で検査受け 「顔とか見えるところに 出ないのが救い」
  6. 中国の北海道風観光スポットがソウル風に変更 日中関係悪化が影響か
  7. 【 今田美桜 】 ドレス姿のオフショット披露に ファン反響 「美桜ちゃんもお衣装も素敵♥」「笑顔が観れて最高!!」
  8. 【速報】日経平均 半導体関連株が重しで668円安の5万168円で取引終了 一方でTOPIXは最高値更新
  9. タイの19歳が100mで9秒94!日本記録上回るアジア歴代3位の好記録 200mは同4位の20秒07でV【東南アジア大会】
  10. 【 中川翔子 】 「あと10キロやせたいが 母乳できるだけがんばりたいので 食事抜いたりはできない」 産後の体型変化を絵日記で公開
  11. 『声真似をするサボテン』と会話する犬→思わず吹き出す『まさかの使いこなし方』に15万いいね集まる「笑いすぎて涙出た」「遊び方分かってる」
  12. 【 新山千春 】 ランクルタクシーで町中華の名店へ 「高校生の時に近所に住んでいて 本当によく通わせてもらったお店! 兆徳♡」