猫はほめると伸びる!『陽性強化法』のススメ 上手くしつけに活用するための3つのポイント

2025-08-08 16:00

子供の頃、親から褒められてうれしかった思い出がいまだに忘れられない、という飼い主さんも多いはずです。では、猫の場合はどうなのでしょうか?今回は、褒めて伸ばす「陽性強化法」というしつけ方法について、3つのポイントを解説します。これからの愛猫暮らしに役立ててみてください。

1.その場で「すぐに」褒める

頭を撫でられる茶トラ猫

最初に簡単に説明しておくと、「陽性強化法」とは、一般的にドッグトレーニングで使われる言葉で、褒めることで犬(猫)に良い行動を促す、しつけ理論のことです。

たとえば、トイレマナーをちゃんと守れた猫におやつなどのご褒美を与えると、以降、ご褒美=報酬を目当てに同じ行動を繰り返すようになります。良いとされる行動(しつけ)とご褒美を結びつけることこそが、「陽性強化法」の要です。

では、「陽性強化法」の効果的な実践法とはどんなものなのか?飼い主さんも気になるところでしょう。

最も大事なのは、愛猫がしつけを守ったら、その場で「すぐに」褒めることです。

猫は、時間を置くと、たとえ褒められても、何に対して褒められているのか、いまいち理解できません。逆に、しつけを守った直後にご褒美をあげると、行動と報酬が紐づけされます。

たとえば、愛猫が飼い主さん指定の場所で爪研ぎできるようになったら、「よくできたね!」「良い子だね!」とやさしく声をかけながら、ご褒美(例:おやつ)をあげてみてください。

次回も、良いこと=おやつを期待して、愛猫が積極的にしつけを守ってくれるようになるかもしれません。

2.お気に入りの「ご褒美」を選ぶ

おやつをもらう猫

次に押さえるべきポイントは、愛猫がいちばん喜ぶご褒美を選ぶことです。

猫にはそれぞれ嗜好や個性の違いがあって、おやつに目がない子もいれば、撫でられるのがうれしい子もいます。なかには、飼い主さんとのおもちゃ遊びが何よりも大好きな子もいるはずです。

いくらご褒美を与えると言っても、愛猫が本当に望むものでなければ、やはり、学習効果は相対的に薄まってしまいます。たとえば、撫でてもらいたいだけなのに、遊びに誘われても愛猫は戸惑うだけです。

愛猫のお気に入りを知るためには、日頃の入念な観察が欠かせません。おやつを例に取っても、猫によって好みが違い、正確な見極めが肝心です。ついでに言えば、普段から愛猫の様子を細かくチェックしておくと、健康状態の把握にもつながります。

猫の嗜好性は気まぐれなところもあり、おやつに大喜びする子であっても、同じ種類のおやつが続くと、飽きてしまって学習効果が低下する恐れもあります。

ゴハンと同じで、愛猫にワクワクしてもらえるように、おやつは複数用意して、状態を見定めながら、その都度最適なものを出してあげましょう。

3.猫の「ペース」に合わせる

並んで佇む猫たち

前項でも軽く触れましたが、性格や能力などを含め、猫には個体差があります。「陽性強化法」を実践するなかで、極端に飲み込みが早い子もいれば、失敗を重ねつつ、時間をかけてひとつひとつ身につけていく子もいます。

この過程で、飼い主さんに心がけて欲しいのは、たとえ最初はうまくいかなくても、決して焦らないことです。焦ってしまうと、飼い主さんのイライラが愛猫にも伝わり、「陽性強化法」自体がストレスになってしまいます。

「陽性強化法」を使いこなすには、「退屈しないように時間を短く区切る」「疲れてきたらすぐにやめる」など、飼い主さん側の工夫や配慮も不可欠です。

執拗に長く続けたり、ミスするたびに叱ったりすると、飼い主さんに対する信頼度が大幅に低下してしまう恐れもあります。そもそも、猫の場合、厳しくしつけることは不可能です。

「陽性強化法」は、単にしつけを習得するだけでなく、愛猫と飼い主さんとのより良好な関係性を育むためのレッスンでもあります。飼い主さんもまた、愛猫について学ぶ良い機会です。これからもそのことを胸に刻んで、愛猫とのしつけ時間を楽しんでみてください。

まとめ

おやつを見つめるグレイ猫

今回は、しつけの方法論のひとつ、「陽性強化法」について解説しました。

「陽性強化法」の核心は、ご褒美と良い行動(しつけを守る)を結びつけている点です。たとえば、おやつをもらっているうちに、いつの間にか爪研ぎルールを守れるようになった、といった変化が起こります。

そういう意味では、「陽性強化法」は、「ダメ!」と注意されるよりも、愛猫にとって無理のないしつけ方法と言えるかもしれません。ただし、おやつの与え過ぎは肥満につながるので、あくまで適切な量に留めるようにしてください。

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