犬が散歩中に負いやすい『ケガ』4つ 愛犬の身を守るために飼い主が意識すべきこととは

2025-08-18 16:00

『犬が散歩中に負いやすいケガ』についてまとめました。犬が散歩中にケガを負ってしまう原因と、愛犬にケガをさせないために飼い主が意識するべきことを解説します。

犬が散歩中に負いやすいケガ

垂れ耳の茶の犬

1.肉球のひび割れや切り傷

散歩の途中で、愛犬が急に足を気にして歩きづらそうにしたり、足を浮かせながら歩く様子が見られることがあります。そうしたときに確認してみると、肉球に傷があり出血しているケースも珍しくありません。

たとえば、以下のような理由が考えられます。

  • 肉球が極端に乾燥し、歩いている途中でひび割れた
  • 草むらを歩いた際に草で切れてしまった
  • 石やガラスなど鋭利なものを踏んでケガをした

このように、散歩中の思わぬアクシデントで肉球を傷つける可能性は少なくありません。

応急処置としては、まず帰宅後に傷口を水やぬるま湯でやさしく洗いましょう。出血が止まらない場合には、コットンなどで5〜10分程度、軽く圧迫して止血を試みます。

ただし、10分経っても出血が続くようであれば、すぐに動物病院を受診してください。また、自宅での消毒は避けた方が安心です。消毒液が強すぎると、かえって傷口を刺激して悪化させてしまうことがあるためです。

肉球の乾燥が原因で起こるひび割れは、日頃から保湿ケアを行うことで予防できます。犬用の保湿クリームを常備しておくとよいでしょう。

2.肉球の擦り傷

黒い肉球

お散歩中に強く引っ張るクセがある犬は、アスファルトと肉球がこすれ、擦り傷ができてしまうことがあります。場合によっては、ハーネスや首輪が当たる部分の皮膚も擦れて傷になることがあります。

また、アスファルトの上を勢いよく走ったり、筋力が衰えて足を引きずるように歩くシニア犬にも、肉球の擦り傷は起こりやすい傾向があります。

特に注意したいのが、夏の暑い地面です。熱を持ったアスファルトは犬の肉球にとって強い刺激となり、火傷に近い状態になってしまうこともあります。

対策としては、引っ張りグセのある犬にはトレーニングを行い、適切なサイズと素材のハーネスや首輪を選ぶことが大切です。走ることが好きな犬には、アスファルトではなく、土や芝生のある場所を選んであげるとよいでしょう。

シニア犬の場合も同様に、できるだけやわらかい地面を選びましょう。滑り止め効果のある肉球保護シールを使うのもおすすめです。

万が一擦り傷ができてしまった場合は、傷口を洗浄し、速やかに動物病院を受診しましょう。

3.捻挫

包帯を巻く

お散歩中に段差から飛び降りたときや、足元の悪い場所を歩いたとき、階段の上り下りをした際などに、犬が捻挫してしまうことがあります。

特に、写真や動画を撮るために犬を高い場所に乗せた際、目を離したすきに飛び降りてしまい、ケガをする事故も報告されています。

このような場合、捻挫で済まず、骨折や脱臼といった重傷につながることもあります。高い場所に乗せるときは、必ずそばで支えるようにしましょう。

また、シニア犬は特に注意が必要です。砂浜や傾斜のある場所など、足場の悪い場所は避けることをおすすめします。

捻挫をした犬は、足をかばうように歩いたり、痛みから高い声で鳴いたりすることがあります。応急処置としては、冷水で湿らせたタオルや氷嚢を患部に当てて冷やすことで腫れを抑えられます。ただし、こちらも早めの受診が大切です。

まとめ

地面を嗅ぐ

犬が散歩中に負いやすいケガを3つ解説しました。

  • 肉球のひび割れや切り傷
  • 肉球の擦り傷
  • 捻挫

なかでも、特に肉球は地面と直接接する部分のため、ケガをしやすい箇所です。散歩から帰ったあと、愛犬が肉球をしきりに舐めるようであれば、痛みや違和感を感じている可能性があります。

傷や出血、腫れ、赤みなどの異変が見られる場合には、早めに動物病院で診察を受けるようにしましょう。

日々のお散歩は、愛犬との大切な時間です。安心して楽しめるように、足元のケアと観察を心がけていきたいですね。

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