“ロボットが寄り添ってくれる時代”…熱い物を冷ます「猫舌ふーふー」 元気づけてくれる“会話ロボ”【Nスタ解説】
近年、拡大を続けている「ぬいぐるみ」市場。そこをターゲットにした最新のAIロボットが発表されました。
【写真を見る】「ふーふー」してくれる“手のひらサイズ”の猫型ロボも!
「妻の機嫌が…」記者の相談にもロボットが親身に対応
20日、シャープが発表したのが最新のAIを搭載したロボット「ポケとも」です。自分で会話の内容を考え、返事をしてくれます。
例えば、こんなことを聞いてみても…
記者
「最近、妻が不機嫌なんだけど、どうしたらいいかな?」
ポケとも
「奥さんが不機嫌なんだね。それは気になるよね。話をよく聞いて、何があったのか一緒に考えてみるといいかも」
家族のように、親身になって相談に乗ってくれます。
さらにカメラの機能も内蔵していて、一緒に行った場所を撮影するとAIがその場所を学習。”記憶”として蓄積され、次の会話に活かされるといいます。
価格は3万9600円で、メインターゲットはキャラクター好きの20代〜30代の女性だということです。
“ロボットが寄り添う時代” 熱いものを「ふーふー」するロボットも…
井上貴博キャスター:
他にも様々なロボットが発売されています。
例えばChatGPTを搭載した、▼「BOCCO emo」(5万2800円)は、コミュニケーションツールとして使える見守りのようなロボットです。
会話もできて、専用のアプリで家族とメッセージのやり取りもできるということです。
温度・湿度なども管理してくれて、室内で熱中症リスクがある場合などに教えてくれるそうです。
▼「猫舌ふーふー」(4980円)という手のひらサイズの猫型ロボットもあります。
小型のファンがついているので、手が離せないときでも熱いものを適温に冷ましてくれます。シリコンで触り心地もいいということです。
これらを開発・販売する「ユカイ工学」の青木俊介代表は、「核家族化が進み、ロボットがお手伝いをしてくれたり、私たちに寄り添ってくれる時代がきている」と話しています。