映画館の4割『赤字』 2024年度・映画館市場【4年ぶり縮小】 「動画配信サービスの台頭」も脅威に…

2025-09-01 10:39

帝国データバンクは、全国の「映画館」市場について調査・分析を実施。

今回、その結果を公表した。

メガヒットが少なかった…

2024年度の映画館業績をみると、売上高が「前年度並み」となった企業数の割合が46.1%と4割超を占める一方、「増収」が26.5%と、2023年度(45.4%)から18.9pt低下。

増収の割合が4割を下回ったのは、コロナ禍で外出が大幅に制限された2020年度(7.1%)以来、4年ぶりとなる。

2024年度の映画動向をみると、アニメ映画では『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』や『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』。

また、実写では『ゴジラ-1.0』『キングダム 大将軍の帰還』など、邦画の話題作やヒット作が配給された

ただ、興行収入400億円を超えた『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(2020年公開)に匹敵するメガヒット作が例年に比べて少なかった。

赤字が約45%

損益面では、「増益」が34.5%と前年度(47.6%)から13.1pt低下した一方、「赤字」が44.8%と4年ぶりに拡大。

深夜帯までの営業が多い映画館では、受付スタッフをはじめ人員確保に苦戦しており、給与の引き上げを行ったケースが多かった。

さらに、電気代、映画館内で提供するポップコーンなどのフードサービスでも仕入れ価格が上昇するなど、運営コストが大幅に増加。

そのため、多くの映画館で鑑賞料金や飲食メニュー料金の値上げ、クレーンゲームの設置など映画上映以外の事業で補う動きが進んだものの、入場者の減少による影響が大きく、総じて「減収減益」傾向が強まった。

2025年度は『国宝』などが大ヒット

2025年度の動向は、低迷が続くハリウッド映画など洋画の復調には相応の時間がかかるとみられる一方、邦画ではアニメ、実写双方ともに好調な滑り出しを見せている点が追い風となる。

特に、夏休み期間に客足を伸ばし続け、公開後1カ月で興行収入257億円を突破した『劇場版 鬼滅の刃 無限城編』。

実写邦画としては『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開)以来22年ぶりに興行収入100億円を突破した『国宝』など、メガヒット作が相次いだ。

構造的な課題は残ったまま

他方で、洋画大作やヒット作への依存、動画配信サービスの台頭により映画館へ足を運ぶ機会が減少傾向といった点に大きな変化はなく、構造的な課題は残ったままとなっている。

こうした動向を背景に、各社の業績予想(2025年7月時点)を基にした2025年度の映画館市場は、2024年度から微増となる2,800億円前後が予想される。

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